大病人
大病人: The Last Dance
1993 · コメディ/ドラマ · 日本
116分



俳優兼映画監督の向井武平は、ガンで余命いくばくもないオーケストラの指揮者が最後のコンサートに挑むという映画を自ら監督・主演していたが、撮影中に倒れて病院に運ばれる。妻・万里子の大学時代の友人でもある医師の緒方洪一郎が担当医となるが、向井の体はあともって一年という癌に冒されていた。緒方は向井に病名を偽り手術を施すが、暫くすると向井はまた倒れてしまう。
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矢萩久登
5.0
2月21日(金)からTOHOシネマズ日比谷さんで開催されている「日本映画専門チャンネル presents 伊丹十三 4K映画祭」(監督作品を毎週1作品、計10作品上映)も7週目。本日は『大病人』(1993)。 『大病人』(1993/116分) 前年の『ミンボーの女』(1992)公開直後、組関係者に襲撃、重傷を負い入院中に着想したと語られる作品。 滝田洋二郎監督『病院へ行こう』(1990)のような病院内の内実を描いた痛快娯楽作と思いきや、然にあらず。 癌告知、延命治療、尊厳死、安楽死、臨死体験、在宅死など人の死に関わる問題を織り交ぜながら、監督の死生観や宗教観、監督の理想とする死期が強く打ち出された、かなり硬質で野心的な社会派コメディ、『マルサの女』などの「女シリーズ」とは一線を画しています。 クライマックスの黛敏郎氏作曲の西洋のカンタータと『般若心経』を融合させた朗唱演奏は最たるものですね。 本作の見どころは主人公・向井武平(大病人)を演じた三國連太郎氏の円熟味を増した硬軟織り交ぜた怪演。 『利休』(1989)『息子』(1991)、『ひかりごけ』(1992)『夏の庭 The Friends』(1994)と本作品前後は死期が近づいた老齢の役が多く、どれも鬼気迫る熱演で名作が多いですね。
有栖川タボ弥
4.5
素晴らしい映画を何本も観てきた。この映画も比類なく素晴らしい。 伊丹十三という男は、役者という存在に対しとても愛情のある人だと思う。そして、稀有なイメージ(発想)を具体化する行動力と言葉の魔術師のような類まれなる台詞のセンス。実際の風貌といったら愛嬌とシニカルが同居したような、飄々とした長身のオッサンだ。 伊丹映画は内容に関わらず始まりからワクワクする。映画が始まると思わず片方の口角 が上がってしまう。映画という存在は人間にとって最高の娯楽だと心から思わせてくれる。 伊丹映画には必ずといっていいほどメイキングがあるので、鑑賞前か後に是非観てほしいと思う。 また、会えるさ^^
ひでP
2.5
過去に視聴。
いやよセブン
3.0
伊丹十三監督が襲撃されたあとに発表されたコメディで、主役は三國連太郎。 主人公は俳優で監督だが、別れる直前の妻(宮本信子)の勧めで病院に行く。 末期がんが見つかるが告知はしない。 途中で黄泉の国らしきシーンがあるが、はたして・・・。
松本崇
2.0
あと一歩。
hagukiki
4.5
現代の生死の価値観に近い。やっぱり伊丹十三は凄い。あと津川雅彦の唇がピンク色でとってもセクシーだ。
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