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君の名は。
君の名は。
2016 · アニメーション/ドラマ/ラブロマンス · 日本
106分
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千年ぶりとなる彗星の来訪を一か月後に控えた日本。山深い田舎町に小学生の妹と祖母の3人で暮らす女子高校生・宮水三葉(声:上白石萌音)は、憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動や家系の神社の古き風習などに嫌気が差し、友人たちと小さく狭い町を嘆き、東京の華やかな生活に憧れを抱いていた。周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れは日々強くなっていく。そんなある日、三葉は自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。三葉は、戸惑いながらも念願だった都会での生活を思いっきり満喫するのだった……。一方、東京で暮らす男子高校生、立花瀧(声:神木隆之介)は、日々、友人たちと楽しく過ごしイタリアンレストランでバイト中。同僚の奥寺先輩へひそかに好意を寄せている。ある夜、瀧は奇妙な夢を見る。行ったこともない山奥の町で自分が女子高校生になっているのだ。繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている記憶と時間……。出会うはずのない瀧と三葉は、やがてお互いの存在を知る。入れ替わってしまった身体と生活に戸惑いながらも、その現実を少しずつ受け止める二人。運命の歯車がいま動き出す……。
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西山コタツ
4.0
テキトー評:ついに「短編の名手」であった新海誠の長編作品が大規模公開される時代が来た。 しかし、彼の特徴である「過剰なモノローグ」と「緻密すぎる背景描写」はどうしたって長尺な映画には不向きであり、 寡作な作家としてこれからもコアなファンに好かれながら細々とアニメを作っていくのだろう、とぼくを含めほとんどの人が信じて疑わなかったはずだ。 ところが彼はそれを最高の形で裏切ってみせた。 なんと「すべての過去作をひとつの作品に入れ込む」という自らの作家生命を縮めかねないアイディアを用い、 それでいてノーラン並の複雑な設定をシンプルなストーリーに仕上げる強靭的な構築力を発揮し、 かつ興味を持続するために短編の時間間隔でまさかのジャンルミックスを果たすという、とんでもない快挙を成し遂げてしまった。 不安材料であった「過剰なモノローグ」は、新海誠とおなじく十代的感性を持ち続けているRADWINPSを実質的なもうひとつの主人公にすることで、 音楽と共鳴し合い題材と心情をドライブさせることに成功している。 山崎まさよしでは背伸びしすぎだったのだ。これこそが新海誠の等身大なのだ。 かつて宮崎駿は、自然に肩入れし、人間を異物と認識させるような作品ばかりを作ってきた。 緑豊かな大自然こそが地球の主役である、という説教じみた主張は彼の作品を個人的に好きになれない大きな要因でもあった。 その点、新海誠の視点は面白い。 「屹立する木々や天に広がる星々の煌き」と同等に「そびえ立つビルや人工的な街の夜景」も尊く美しいとものだと考えているのだ。 そこにサイケなほど幻想的な彗星が交わり、やはりこれはアニメでしか表現し得ないものだと「緻密な背景描写」がかつてないほどの説得力を帯びてくる。 この映画を観た人はみな、飛騨も東京も素晴らしく尊い場所だと思えたに違いない。きっと新海誠自身が、そう強く信じているからだ。 観客に「どちらの世界も素敵だ」と思わせることこそが真の意味での「共存」ではないのか。 しかしここまで集大成的作品を観てしまうと、抱く感情は「心配」である。 明らかにやりたいことをぜんぶ出し尽くしていて、「おいおい、この先どうすんのさ」と突っ込みたくなってしまう。 でも出し惜しみをしない姿勢は作家として愛される条件だ。 これでたくさんのファンが生まれたに違いない。田舎のレイトショーだというのに、上映終了後に巻き起こった拍手には仰天した。 スタジオジブリでも、スタジオ地図でもなく、これからの日本のアニメーション映画の先頭に立つのは新海誠なのかもしれない。 そんな風に応援していきたいと、いまは心の底から思える。
65
2
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にしにし
3.0
以前から新海誠作品って苦手でした。薄くぼんやりした物語に、思いつくままに光に満ちた綺麗な画を無造作に添えることで、受け取り手それぞれが心の中にいい感じに何らかのニュアンスを醸成する、といった印象で、なんだか作り手の哲学が薄いものに感じられ、観ていて退屈で、作品に没入できませんでした。でも、前作「言の葉の庭」で感情表現のステップアップが感じられました。で、今作。 まず、名だたるアニメーターたちの集結による見事なアニメートには感服(ジブリ休止により、自ずと優れたアニメーターのリソースが若手クリエイターに分配されてるってことでしょうね)。 物語ですが、予告編で分かるように「転校生」的なアレの発展ね、ってタカをくくって観てると、中盤でさらにひとひねり。これには唸りました。 けれど、その中盤までに表現しておくべき、主人公たち互いへの親愛の情の萌芽がイマイチ説得力を持って伝わっていませんでした。だから、中盤以降、展開が一気に複雑になるのもあり、観ている僕の心が付いて行きません。一方、細かな理屈は置き去りのまま、映画の勢いは加速していくので、少し困りました(ネタばれになるので、いくつかの著しい都合の良さ、とだけ)。画の力強さ、声優の熱演、映画の勢いで、なんだか感動した気はするし、なーんとなく、こうゆうセカイの肯定感を伝えたいのね、ってのは分かるんですけど(この手のニュアンスの提示は、これまでより一歩進んでるとは思いました)。前作までは物語はミニマムだったのに、今作では詰め込み過ぎで、処理が上手くいってないように思いました。正直、少し長く感じたのだけど、実際、この内容ならもうちょっと尺が欲しいというジレンマ。 力作だけに、色々惜しいところを探してしまう作品でした。あと、綺麗なだけの画の過剰さには食傷なので、もうちょっと使いどころを絞った方が、武器になると思うんだけどなあ。やっぱり、僕は新海作品のいいお客さんにはなれないのかなあ。
48
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コウキマン
5.0
2018.047 2021.9.16.067 2023.6.5.051.rh.aik ネタバレあり 東京に住む高校生の滝くんと、とある田舎の神社の娘の三葉ちゃんが、あるときから魂?精神?だけが、不定期で入れ替わるようになっあ。はじめは夢だと考えていたが、友人らの反応などから、これが夢ではない!と悟る。「もしかして、入れ替わってるー??」からのRADWIMPS“前前前世”のOP。おもしろーっ!とまんまと引き込まれた! その後も入れ替わり生活は続き、互いの生活になるべく支障をきたさぬよう、今日一日あった出来事を、スマホのメモ機能で記録を残すようになる。元に戻った二人はスマホメモを見て「(この女)(この男)何やってんだよ!」となり、交換日記ならぬ交換スマホメモ生活を続けていく。おもしろ!笑 その後ふたりは、なんとなく互いのことが気になり始める(そりゃそうだよね)。滝くんは、三葉ちゃんに会うため、その地を訪れるが、そこはなんと3年前に彗星が衝突したため潰滅した地だった。彗星による死者リストを見ると、そこには三葉ちゃんの名前が…。滝くん驚愕。なんと滝くんは、これまで3年前の三葉ちゃんと入れ替わってたわけ。滝くんは三葉ちゃんを救うべく、再度入れ替わったときに行動をおこす。 滝くんの行動のおかげで三葉ちゃん始め村人500人の命が救われた。その後5年が経過し、二人の入れ替わりは発動しなくなり、だんだんそれに関する記憶が薄れていく(そうゆう仕様らしい)。そしてある日、ふたりは偶然出会い、ビビビッ!一度は声をかけれずすれ違ってしまうものの、振り返り滝くんから声をかける。二人はすでに感極まって涙を流しており、せーので「君の、名前は?」 あーもう名作。大好き。なるほど、そりゃあれだけ話題になるよね、と思えた。小説のほうも読んだけど、黄昏ってのは「誰そ彼」が語源らしく、黄昏時に時空を超えて出会ったときはグッとくるもんがあった。映画“イルマーレ”的な感じで(数年の時を隔てた男女が、湖畔の家のポストで手紙をやり取りする話です)。滝くんが、三葉ちゃんと入れ替わって、泣きながらおっぱい揉むシーンは名シーン(笑) 結構批判もあるようですが、個人的には画もテンポもストーリーも設定も曲も、とても好きでした。文句無しの☆5で!
31
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JILL
0.5
どの辺に感動するのかを教えてほしい。 何で出会ったこともない・よく知りもしない人の手に「すきだ」なんて書けるのか…。世の中を反映してるなぁ、『今』だなぁ…と感じました。手に書かれてある文字を見て、映画館で萎えたのを覚えています。 RADWIMPSの音楽と各シーンがマッチしてるのはすごく良かったです。画が綺麗でした。
26
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toyo
3.0
話題作ということで観賞。全体的によくまとまっていたし見やすかったけど、イマイチ心には響かなかったなあ、という。期待しすぎたか。デートムービーと見せかけたSFに見せかけたやっぱりデートムービーだった
20
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みさ
0.5
なぜ2人は恋に落ちた? なぜおばあちゃんと半日かけて登った山をチャリで数分で爆走できる? 久しぶりに会って君の名は?っていう? 映画のタイトルってそんな雑に扱う? なぜなぜなぜ?で腑に落ちない場面が多々。 端折らないといけないのかもしれないが。 恋愛ものとして見ると苦手だが、 震災をテーマにして見るとまだ良いかなって感じ。 音楽は良き。
19
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meme
2.5
新海誠監督作品は全部観てますが、これはあまりにもヒットし過ぎて、天邪鬼心が働き、遅くなりましたが鑑賞。 『秒速〜』の時も思いましたが、新海監督の劇中での楽曲使用のセンスが仇となり、MV感が出すぎている。今までの中で一番、楽曲に頼ったと思う。もう、RADWINPSの作品なんじゃないかってくらい。 いつもながら、演出はとっても好き。風景画力は相変わらず圧巻。人物画力は相変わらずイマイチ。 まぁ、多めにみよう、みようとしても、、どうにも拭えないなにか。それは全体的な説明不足、大事な部分を落としている。 入れ替わりがどうして起こったのか?それはみつはの家系なのか?じゃあなぜ、みつはのおばあちゃんは彗星の事を信じなかったのか? ヤバイ、私、置いてけぼり。 主題歌に乗せて登場人物たちの台詞で一気にストーリーの説明をする感じ、足を痛めながら探す感じ、みつはと瀧が出会った時の会話、私が歳をとったせいか赤面ものでした。 おいおいおい!会話してる暇ないよ!彗星きてっからぁ!と思うのは、きっと私が大人になったからでしょう。心が荒んだんでしょう。 みつはと瀧が東京ですれ違い過ぎるのも、雪のふり方も、窓越しの画も、都心の空のタイムラプス映像も、監督、私もう散々観ました! そう思うのも、私の心の狭さなのか。 10代ならどっぷりつかれたのかもしれない。 だけど、新海監督のこの作品が多くの人に支持されて、現代アニメ映画の新たな波を作ったのも事実。
18
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Inosuke
1.5
新海誠の手にかかれば、地球に落ちてくる彗星さえも美しく描かれる。何でこんな支離滅裂な作品が大ヒットしたのか不思議でしょうがない。 これは、日本の社会全体の幼稚化を示唆しているのだろうか。
17
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