死闘の銀山

Albuquerque
1947
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1878年。ニュー・メキシコのアルビュカークの町に勢力を張っていたジョン・アーマン(ジョージ・クリーヴランド)は、表向き運送業を装っていたが、その実あらゆる悪事を支配するボスの親玉であった。彼は同業者テッド(ラッセル・ヘイドン)を失脚させるため、その妹シリア(キャスリン・クレイグ)が運んで来た1万ドルを駅馬車の中で手下に奪わせた。偶然その駅馬車にジョンが後継者にするため呼寄せた甥のコール(ランドルフ・スコット)が乗合わせていた。彼は町へついて叔父の許で働き始めたが、ふとしたことから駅馬車事件の真相を知るや、断然ジョンと手を切ってテッド側に立った。2人は新しい運送会社を興し、「天使の巣」と呼ばれる山頂の銀山からの鉱石輸送を計画しはじめた。彼等はレティという若い女事務員(バーバラ・ブリトン)を雇ったが、実は彼女はジョン側のスパイで、ためにコールたちは常に商売の妨害を受けテッドは重傷を負わされた。コールはある夜レティの秘密を知ったが、この頃次第にコールを愛し始めていた彼女は、ジョンの策動で牢に入れられたコールを自分の証言で救い出したりしてはっきりジョンを裏切ってしまった。かくて「天使の巣」からの鉱石輸送は、コールと相棒のジューク(ギャビー・ヘイズ)の手で行われることになり、ジョン側の悪辣な妨害に悩まされながら2人はついにそれを完遂した。ジョン一味は町で2人を待構え、ここに大激戦が起ったが、人々の助けと2人の活躍で悪漢は総崩れとなり、ジョンもレティの拳銃によってあえなく最期をとげた。

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