婦人記者ジーン・クリスティーは、若い新聞社長パターソン・バックレイを説き伏せ、彼の喧嘩友たちボブ・ランスフィールドを編集長として復職させる。ボブは販売拡張策として、社長の婚約者ロリの祖父で、株式男の大物たるディリングウェルを攻撃することにした。ボブはこの千万長者を自分の職業である宣伝業の顧客にしようとして失敗していたので、彼を新聞で攻撃する一方、ロリと親しくして彼に近づこうとする。ディリングウェルが模型の汽車に凝っているのを知ったボブは、策を用いて彼に近づき、汽車の競争で勝ったら15分間の会見を許されることになった。その夜ディリングウェルの家に泊まった彼は夜中に相手の汽車を遅らせるために台所のバターを取りに行き、番人に発見されて逃げ込んだのはロリの寝室だった。言葉に窮した彼はロリを愛していると言ったので、彼女は窓から逃がしてくれた上、翌日ボブとの婚約を祖父に打ち明けた。汽車の競争には昨夜盗んだバターを相手のレールに塗ってボブは勝った。その結果ディリングウェルは彼の手腕を見込んで匿名で慈善事業に出資することになる。しかしボブがロリと婚約したのを聞いたバタースンは、怒って彼をくびにした。そしていつの間にかバタースンはジーンを愛するようになったが、ジーンは前からボブを愛していた。ディリングウェルの慈善事業出資は匿名で新聞紙を騒がしたが、バタースンの社ではなんとかして本人を突きとめようとジーンが苦労する。そしてついにそれをつきとめたが、ボブのために発表を控え、ジーンはバックレイと結婚する決心をした。2人が判事ジェンキンスの許へ着いた時、後を追ってボブとロリもやってきた。その時になって4人はそれぞれ今の相手を愛していないことを知り、ボブとジーン、バタースンとロリの2組の夫婦がめでたくここに生まれた。
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