人狼 JIN-ROH
人狼
1999 · サスペンス/ドラマ/アクション/アニメーション/ファンタジー · 日本
98分
(C)1999押井守/BANDAI VISUAL・Production I.G



決定的な敗戦から十数年が経った昭和30年代。首都・東京では、政府の強引な経済政策によって失業者と凶悪犯罪が急増していた。その為、政府は反政府勢力を掌握すべく、国家公安委員会直属の実働部隊・首都圏治安警察機構、通称首都警を設置した。だが、反政府勢力と市街戦を展開しながら治安の番人としての栄誉を独占した首都警は急速に勢力を拡大。その結果、激しい世論の指弾を浴び、孤立を深めつつあった。そんな首都警の特機隊に属す伏は、感情を切り捨て闘争本能のみで生きる狼のような隊員として活躍を続けていた。ところが、赤ずきんなるセクトのメンバーを追跡中、彼は爆弾の運び役をしていた未成年の少女・七生を追いつめながら、一瞬の躊躇いから目前で彼女の自爆を許してしまう。
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矢萩久登
5.0
Morc阿佐ヶ谷さんにて『人狼 JIN-ROH』(2000)を久々に鑑賞。 もう25年近く前の作品になるのですね。 『人狼 JIN-ROH』(2000) 『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995)でキャラクターデザインを担当された沖浦啓之氏の監督デビュー作、原作・脚本は押井守氏、演出は『ロード・オブ・ザ・リング:ウォー・オブ・ジ・ローハン』の公開も控える神山健治氏。 2018年に韓国でカン・ドンウォン主演作としてリメイクもされましたね。 第二次世界大戦、日本がドイツ・イタリアと同盟を組まずイギリスと組み敗戦、ドイツ占領下の昭和37年という設定が実に押井守氏らしいですね。 当時の空気感も見事に再現されています。 『紅い眼鏡/The Red Spectacles』(1987)、『ケルベロス-地獄の番犬』(1991)と連なる「ケルベロス・サーガ」の作品ですが、出渕裕氏がデザインしたドイツ的意匠のプロテクトギアにほれぼれ、傑出していますね。 自治体警察が過激派集団(セクト)を鎮圧できず高い戦闘力を有する「首都警」を組織、警察側と首都警との権力抗争、それに伴う公安や非公式の諜報組織「人狼」の動きなど硬質なポリティカルドラマが98分に濃縮されています。 まだCG前夜、全編セルアニメーション作品なのも味があっていいですね。
おぎる
4.0
Tiktokで切り抜き流れてきて、これは押井先生の作品だろうと気づき、調べて視聴。まだ見ぬ押井作品がまだあるとは、、。 展開 ★★★★ 映像 ★★★★★ 空気 ★★★★★ 音楽 ★★★★ リピ ★★★ 昭和30年代の日本での、反政府組織と首都警と呼ばれる治安組織の対立とその中にある人間ドラマを描いた作品。人狼という見えない組織の存在の描き方と、街並みや風景の描写が綺麗。特に当時の車の描写は凝っている。 人狼と、反政府組織の女性工作員を赤ずきんと呼び、童話赤ずきんの物語を織り交ぜていく手法は見事。 反政府組織の女性と首都警の布施巡査の個人的な関係を中心に、警察機構や政府の思惑、陰謀に翻弄されながら、物語が核心に迫っていく様が重厚で引き込まれる。 会話のシーンが多く、戦闘シーンは控えめだが、銃火器の細かい描写、爆発シーンなどはさすがに洗練されている。 適度に展開にメリハリがあって楽しめた。 パトレイバーや攻殻機動隊より、数段大人味である。
sic
3.0
序盤何をやっているのか解らないところが難点だが、徐々に判明する人間関係、特殊部隊である主人公は〈謀略の渦の中〉に巻き込まれるSFドラマ 終戦後〈違う歴史を辿る日本〉で、政府の強引な政策に反発した〈反政府勢力の脅威に対抗する政府による特殊機関〉警視庁ではない部隊の〈闇の部分〉が描かれる 序盤の〈衝撃的な演出〉〈主人公と女性の行く末〉〈警視庁の不振な行動〉〈意外な真相〉と個人的には興味の対象としては申し分ない内容 しかし〈キャラたちの存在感〉が薄い〈救いようのないお話し〉観ていて〈痛快さの欠片もないのは欠点と言わざるを得ない〉 注目したのは〈実写でも通用する構図〉〈細かいキャラたちの表情と仕草〉〈複雑な人間ドラマ〉は脚本、演出共に高水準で評価に加算した よって、実写なら面白いかもしれない一本かな
こうりん
3.0
ドイツ占領下の日本という舞台設定に惹かれて観たのに、それらはまったく活かされず、単なるラブロマンスのまま終わってしまった。冒頭の地下道でのゲリラ戦がピークだなんて、そんな酷い話があるか!
こばやかわ
4.0
雰囲気好きだった 赤ずきんの話に絡めてるのも好き
まつこう
3.5
狼と人間結ばれることのない恋のよう物語であり、美しい映像と印象に残るセリフ。
まめみゆこ
3.5
サスペンスアクション風の大人な王道純愛ストーリー…だと思っている。 はじめて鑑賞したときは高校生位だったので、寡黙な主人公の気持ちがわからなかったけど、大人になってから観ると切なくて切なくて…。 押井作品の退廃的で重い雰囲気が最高
Snowy
3.5
3.5
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