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1967 · イタリア · コメディ
126分
1967 · イタリア · コメディ
126分
コンピューター化され、械機文明が高度に発達した現代のパリ。おのぼりさんのユロー(J・タチ)は、一流の近代的な大会社に就職するためやって来た。がノンキ者の彼、面接係に会ったもののちょっとした行き違いから、すぐはぐれてしまった。そしてユローは、モダンで最新の商品を展示してある会場に迷いこんだ。そこで彼は、観光旅行団の一行に出会い、若い娘バーバラ(B・デネック)と知り合った。夜、街に出たユローは、偶然、会社の面接係の人と再会した。面接係と話をつけ、近くのドラッグ・ストアーでパンを食べていたユローは、友人の“ローヤル・ガーデン”のボーイにさそわれ、パーティに出かけた。そこで、またしても、観光団に出会った。ところが、ユローは玄関に入るやいなや、総ガラスのドアを壊すやら、柱にぶつかるやらで散々。パーティが最高頂に達するや、混乱は混乱をまねいて、拾収がつかなくなってしまった。明け方、人々は、ひと晩の狂宴を終え、それぞれ家路についた。ユローとバーバラも街に出た。そして二人の別れの時が来た。ユローは、パリの思い出にとバーバラにネッカチーフをプレゼントした。楽しい思い出とネッカチーフを胸にバーバラは、オルリー空港へと向かうのだった。