石中先生行状記(1966)

1966
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石中先生行状記(1966)
1966
89分
売れっ子のテレビ作家石中先生は、ノイローゼ気味の永井ディレクターと、英気を養うためスポーツカーで田舎へ行くことにした。そして旅をしている中に、ある田舎町で車が事故を起こしたので、修理が済むまでそこに滞在することに決め、増田屋に落ちついた。石中先生の見るところ、この町の若い者たちはいずれも結婚適齢期。増田屋の娘マリ子は、乗合馬車の御者英次が好きなので、村一番の金持ち息子との縁談に弱っていた。また、英次の馬車が落す馬糞を盆栽の肥料にしようと取りっこしている頑固親父の清市と左門も、子供たちの恋にはどうしようもない。親同士の反目にもかかわらず清市の息子兵太郎と左門の娘トミ子は相思相愛の仲。そして谷中酒店の娘のぶ子は安藤書店の息子義雄を愛しているが、彼の消極的な態度を歯がゆく思っていた。ここまでは見通した石中先生も、車を修理している渋川修理店のおキャン娘カナ子に想われているとは気づかなかった。けれども、この町の青年部の若い人たちとつき合っているうちに、石中先生はこの田舎をすっかり好きになっていた。さて、縁談がまとまって困ったマリ子は英次に駆け落ちをせまった。だが、英次はマリ子の父善兵衛に義理があるので駆け落ちはできなかった。ところが、マリ子の結婚当日、相手の金持ちの息子が駆け落ちしてしまった。ホッとしたマリ子。そして英次は急いで善兵衛の紋付きを借りて、立派な花婿姿に早変り。こうして二人は青年部代表の石中先生の祝辞を受けて幸せそうだった。それを見た左門と清市もお互いの子供たちを見て、にっこり、またまた新カップルが生れることになった。やがて、スポーツカーの修理も済み、石中先生と永井ディレクターは、盛んな見送りを後に再び東京に向うのだった。

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