砂の器
砂の器
1974 · 犯罪/ミステリー/サスペンス · 日本
143分
©︎1974・2005松竹株式会社/橋本プロダクション



東京・蒲田にある国鉄の操車場内で殺人事件が発生。しかし被害者の身許が不明で捜査は難航。迷宮入りかと思われた矢先、被害者が殺される直前に或る男と会っていたことが判明した。ふたりの会話のなかで交わされていた「カメダ」という言葉。地名か?人の名か?事件解明のために奔走する刑事、今西(丹波哲郎)と吉村(森田健作)は偶然、新進気鋭の天才音楽家、和賀英良(加藤剛)と遭遇する。そして、やがて事件は思わぬ展開を見せ始めるのだった…。
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セイクク
3.5
東京の蒲田で起きた殺人事件の話です。 ちなみに元SMAP中居正広のドラマ最終回をながらで見た程度です。 (なので犯人は知っています…σ(^_^;)) 内容は…名作でした♪ 昔の映画なのに内容は古臭くなく、音楽の使い方も上手い為、後半はかなり盛り上がります〜 (o^^o) 前半はちょっとテンポが悪いかなぁ〜と思いますが、捜査が難航している意味合いもあるのであまりポンポン話が進むよりはいいのかな⁉︎ ☆☆☆ よく邦画で内容をセリフでしゃべらせすぎ!というレビューを見ますが、この作品は喋るどころかテロップで内容を伝える(笑)という斬新さに驚かされました… Σ(゚д゚lll) そして次に驚かされたのはなんと丹波哲郎がカッコいい…(^◇^;) 大霊界のおじいちゃん(失礼)のイメージしかないのでビックリです♪ 島田陽子は美人だし、森田健作元知事はあんなに若かったんだなぁと(あたり前ですが…)若かりしときを知らない者にとっては新鮮でした〜 (*´∀`*) 個人的には犯人は被害者に感謝 しながらもやり切れない逆恨みのような気持ちを抱えていたと感じました。 (ネタバレを気にするような映画ではありませんが、内容書くとネタバレになるのでこの辺まで…(*´ω`*)) 終わり方もダラダラしてなくスパッと終わるあたりも名作と言われる所以でしょうね〜 ☆☆☆☆
hanako
4.0
2021/7/24 砂の器とは、すぐ崩れてしまう脆いもの。決してモノで満たされない器。この映画では、人の才能や度量の大きさを表す“器”についても深く考えさせられました…何度もリメイクされる2時間半に及ぶ名作。 ◆ “旅”が1つのキーワードになる映画でした。 前半は東北地方から山陰山陽地方、さらに金沢の原風景まで。丹波哲郎さん演じる刑事が捜査のため日本中を巡ります。風が草をなでる音や夏の暑さが画面越しに伝わってくるような、贅沢な映像でした。(リマスターされてたのか?映像すごく綺麗でビックリ) 打って変わって後半、犯人の生い立ちや動機が語られる場面で映し出される過酷な旅路は、あまりに痛々しく…またこの約1時間に及ぶ種明かしでは、ほぼセリフがないのが秀逸!まさに芸術作品でした。 ◆ 『踊る大捜査線 the movie2』では、東北弁の“カメダ”が事件解決の鍵になるという、本作へのオマージュが。こちらもやっと理解!
about movie
2.5
ラスト40分の音楽とネタばらしは素晴らしい演出。しかしそれ以外は原作もそうらしいが非常にかったるい。カメダも東北弁も特に関係はない。 三木はなぜ殺されたか?地位を脅かすでも、親を引き離された私怨でもなく、残酷な過去を元に作り上げた宿命を完成させるため、現在の父に会うわけにいかなかった。たったそれだけである。 文章だとひどく雑な話なのだが、映画にすると心打たれるシーンになる。それだけ映画化にあたり、原作を改編した部分が素晴らしいのだろう。
隣の唐十郎
4.0
[砂の器]は決して満たされない[宿命] 漂泊する父子の悲しすぎる過去を捨て、未来を掴もうと足掻く男の悲劇です。 美しい組曲[宿命]と、変わらない季節の中にある[時代の風景]が新鮮に目に映ります。 映画はタイムカプセルとしての価値を伝えます。さらに作品が伝える、時代を越えて私達の心に突き刺さるドラマの正体は、人生に刻まれた[親子の記憶]であり、すでに遠く失われた、また確実に失われる宿命である[儚い絆]を魂が理解しているからでしょう。 細かな脚本のアラはさておき、最大のドラマティックな効果をもって情感を揺さぶる傑作です。 ハンセン氏病の偏見を打ち砕いた意味でも価値の高い作品。
julian
4.0
ネタバレがあります!!
きなこ猫
4.5
日本海側の四季折々の自然風景のなかで、互いに手と手を取り合い差別を受けながらも巡礼の旅を続ける父と子の美しくも悲しい映像があるからこそ、本作は松本清張の原作を超えることが出来たのだと思います。これは原作者が書ことして書けなかったその先を、見事に補てんしてみせた脚本家・橋本忍の功績と言えるでしょう。いつの時代も親子の絆や情というものは、不変であると信じたいものです。
デブおじさん
4.0
評価の高い作品なので観たかった。 サスペンスとかミステリーと言うよりも、宿命に振り回された親子の人間ドラマでした。
panopticon
5.0
宿命とは生まれ落ち生きることそれのみ ・ 砂の器は、水を留めることができない。万物は流転する。 しかし、その情念は永遠に自らの裡にあり、それを現実の世に、悠久なるものの影に溶け合わせることができた時、漸く心から笑うことができる。
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