ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
Booksmart
2019 · コメディ · アメリカ
102分
© 2019 Annapurna Pictures, LLC. All rights reserved.


明日は卒業式。親友同士のモリーとエイミーは、高校生活の全てを勉学に費やし輝かしい進路を勝ちとった。ところが、パーティー三昧だった同級生たちも同じくらいハイレベルな進路を歩むことを知り驚愕。2人は失った時間を取り戻すべく、卒業パーティーに乗り込むことを決意する。
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ジュネ
4.5
2020年126本目は、女優としても活躍するオリヴィア・ワイルドの監督デビュー作にもなります『ブック・スマート』。 ------------------------------------------------------------ 『エイス・グレード』『レディ・バード』にも通ずるこの手の「イタイ系女子青春グラフティ」はあまり好きになれないジャンルだったりします。ちょっとコミュ症なだけで全員からつま弾きにされる姿が見ているだけで心苦しいですし、何も悪いことをしてない少女がスクリーン上で虐げられる意味がホントに分からなくって。今回も合わないだろうなと思いつつの鑑賞だったのですが、高評価も納得の傑作でした。 ------------------------------------------------------------ 本作では実に多様なクラス風景にまずは衝撃を受けることでしょう。肌の色や人種といった見た目に限らず、同級生のセクシュアリティ・ルックス・趣味の違いに対しても互いを尊重しあっており、極めてオープンマインドな考え方が全員に根付いています。自分とは違う他者を排除する旧式のスクールカーストは存在せず、非社交的な主人公2人もパーティー会場で浮いた姿を見せることはありません。 ------------------------------------------------------------ むしろ偏見を持って接していたのは「周囲」ではなく「主人公」側で、かつての映画とは立場を逆転させて描くことにより、後半彼女たちがクラスへと溶け込んでいく高揚感を更に感動的に演出しているのが見事です。何よりエイミーとモリーのみならず、最高の個性を持ったクラスメイト達が織りなす「優しさと暖かさ」に終始笑みが止まりません。今の時代だからこそ描ける必見の1作です。
てっぺい
4.0
【レス映画】 人種も性別も、マイノリティーがマイノリティーとして描かれず普通に存在する、偏見もジェンダーもレスなイマドキ映画。友情物語もオシャレ感も、本気で笑わせにくるコメディ要素も、映画の面白さはエンドレス。 ◆概要 「リチャード・ジュエル」オリビア・ワイルドの長編監督デビュー作品。 出演:「レディ・バード」ビーニー・フェルドスタイン、「ショート・ターム」ケイトリン・デバー ◆ストーリー 優等生のエイミーとモリーは、遊んでばかりいたはずの同級生もハイレベルな進路を歩むことを知る。勉強のために犠牲にしてきた時間を一気に取り戻すべく、卒業パーティへ繰り出すことを決意する2人だったが……。 ◆見どころ 人種も性別も多種多様。各キャラも爆裂で要素は完全渋滞なのに明確で伝わりやすい。そして描かれ方がとってもイマドキでオシャレ。何度も吹き出すコメディ要素や、若さ爆発のエネルギー、そして揺るぎない友情物語。終始楽しく見れる。 ◆ ◆以下ネタバレ ◆ ◆多様性 まずはとにかくこれ。黒人もメキシコ系もアジア系も混在するクラスメイト、LGBTQがもはや普通だと言わんばかりの何気ない存在感。各キャラ爆発のカオスな教室で、しれっとジェンダーレスなトイレだったし、マイノリティーがマイノリティーとして描かれない、逆説的に普遍性が描かれている絶妙さが素晴らしかった。 ◆凝縮 ガリ勉女子が、一夜弾けるために四苦八苦する単純明快なストーリーながら、それが2時間の映画になる内容の濃さ。ジャレッドのガラ空き船上パーティーに、ジョージの演劇パーティー、やっと辿り着くニックのパーティーで起こる悲劇。速いのか遅いのか、目まぐるしく変わる展開が見飽きない。会話しながらなんか踊っちゃう冒頭から、ノリでパンケーキに向かっちゃうラストまで、モリーとエミリーのどこかイマドキでエネルギーに溢れた友情が軸にあるのもとても見やすい。 ◆昼夜 ジジのアッシーで、自分Tを作っちゃうぶっ飛びキャラなのに、本当は思いやりのある優男なジャレッド。タクシー副業してしまう校長先生に、生徒のプラムに参加しちゃうノリノリ担任。学校という昼の場で表面上しか見えてなかったクラスメイトや先生達が、そんな一夜で次第に真の部分が見えてくる。昼夜の差が、そのまま内面を知る差にも繋がる、色分けされた構成だったようにも思えた。 ◆コメディ ポルノ音声が校長の車で爆音再生され笑、髪の毛で変装し笑、モリーがニックと妄想ダンス笑、どこにでも現れるジジ笑、娘のオナニーパンダの匂いを嗅いじゃうママ笑、それを叩き落とすモリー笑。数え切れない程笑えるポイントがあるのもいい。 ◆ まあとにかく見飽きない映画でした。担任もジャレッドもジョージも、結局ニックのパーティーにいるんかい!って心の中で小さく突っ込んだけど笑、そんな事がどうでもよくなる中身の濃さ。若さのエネルギーが伝わってくる、元気を出したい時にまた見たい映画。 ◆トリビア ○本作製作に際して、監督が参考にした映画は『ビバリーヒルズ・コップ』(1984)や『リーサル・ウェポン』(1987)だった。(https://news.yahoo.co.jp/articles/7858ccef09f6009af3d9ddc1d3b8e94e9cd4f12c) ○ タイトルのbook smartとは、勉学に励む頭の良い人を指す形容詞または名詞であるが、同時に「学識はあるが常識がない」という、否定的な意味も含んでいる。(https://news.yahoo.co.jp/articles/7858ccef09f6009af3d9ddc1d3b8e94e9cd4f12c&page=3)
へちょび
3.5
基本的にはバカ映画なのですが、少し考えさせられる所があったので、高評価にしました。 「あいつとは、なんとなくウマが合わなさそうだ」と、話した事もないのになんとなく気に入らないクラスメイト。学生時代に、皆さんにもいませんでしたか? でも、そういった存在って、話をしてみたら意外と楽しい人かもしれませんし、仲良くなれたかもしれませんよね。 本作の主人公たちの様に、臆さず他のコミュニティに飛び込んでいけば、意外と受け入れてくれたりするんでしょうか? もちろん、今の自分の友人関係には満足しているのですが、もしかしたら違った可能性もあったのかもしれません。 そんな感じの、考えさせられる映画でした。あ、いや嘘です。軽いノリで観られるコメディです。ご安心を。
YOU
4.5
本作が長編デビュー作となるオリヴィア・ワイルドが監督を務めた2019年公開の青春コメディ。“booksmart”とは「賢いけど世間知らず」という意味らしいです。 青春映画としてもバディムービーとしても最高に面白い!タイトルまんまの話なんですしその部分は勿論最高に笑えるのですが、本作を特別な作品として印象付けているのはやはり人物の背景や関係性だと思います。同性愛的観点を絡めずとも十分なクオリティの作品ではあると思いますが、本作は性的マイノリティを描きつつそれをも踏まえた”今の視点”で描くからこそ、ジンと響き勇気の沸く作品に仕上がっているのだと思います。「カミングアウトするかどうか」という展開で表現していないのも大人な演出ですよね。 最後にはスカッと終わらせるのも素敵ですし、正直こんなに分厚い作品だとは思っていませんでした。キャラクターの一人ひとりまでみんな好きになってしまいますし、この映画の余韻に浸り続けたくなる最高の青春バディムービーです。もちろん最高に笑えます! めちゃくちゃジョナ・ヒルポジションやなーと思ってたらジョナ・ヒルの実の妹!
あっちゃん
2.5
ガリ勉女子高生の仲良しコンビが、卒業前夜のパーティデビューに挑む下ネタ満載青春コメディ。 「リチャード・ジュエル」などに出演している女優オリヴィア・ワイルドの監督デビュー作品。 ぶっ飛び過ぎてて、ついて行けず。失われた青春は、たった一夜で取り戻せるものではないし、もっと切実な青春劇を期待していたため、がっかり。
miya
4.5
最高に楽しかった!主人公2人がフェミニストで、自己肯定感強くてっていうのが今の時流ですね。素晴らしい。ガンガン褒め合う姿が微笑ましい。勉強ばっかで他の事全然楽しんでなかったって卒業前日に気づくの遅すぎて笑っちゃうけど、一晩で取り戻そうとするバイタリティとか、皆に疎まれながらも実は案外好かれてたりとか、2人が今までちゃんと生きてきた証を見せてもらった感じがして胸がいっぱいになった。
Mihonium
4.0
笑って、泣いた。 05/01/2021
瀬戸やん
3.5
マジメな2人が高校生活最後にパーティを3つハシゴするゴキゲンな映画!!! ↑↑ これだけでもう面白い笑 メインテーマではないけれど、同性愛がフラットに描かれててタイトル通り"SMART"な映画! コンドームの水風船は爆笑しちゃいました🤣
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