ダム・マネー ウォール街を狙え!
Dumb Money
2023 · 伝記/コメディ/ドラマ · アメリカ
105分
(C)2023, BBP Antisocial, LLC. All rights reserved.



コロナ禍の2020年、アメリカ・マサチューセッツ州。平凡な会社員キース・ギル(ポール・ダノ)は、全財産の5万ドルをゲームストップ社という株につぎ込んでいた。ゲームストップ社はアメリカ各地の実店舗でゲームソフトを販売している会社だったが、業績が低迷し、倒産間近のボロ株と見なされていた。キースは赤いハチマキを巻き、ネコのTシャツを着て、“ローリング・キティ”という別名義で動画を配信。この株が著しく過小評価されているとネット掲示板の住民たちに訴えると、彼の主張に共感した大勢の個人投資家がゲームストップ株を買い始める。2021年初頭に株価が大暴騰し、同社の空売りをしてひと儲けしようと目論んでいた金融業界の大富豪たちが巨額の損害を被る事態を引き起こす。やがて、SNSに集った無力の一般市民が、この世の富を独占するウォール街のエリートたちに反旗を翻したこのニュースは連日メディアを賑わせ、全米を揺るがす社会現象に発展する。しかし、一躍、時の人となったキースに、想像を絶する事態が待ち受けていた……。
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ユウ
3.5
原作未読。予告からB級感があり、自分に投資の知識が無く観たが、充分に面白かった。これが2021年の実話なのがすごい。弟や奥さんの人間関係が良かった。コロナ禍のことが思い出させる場面が多かった。ただ、ゲームストップの魅力が伝わらず、主人公が何故そこまで執着するかが分からなかった。
ロアー
4.0
専門用語がたくさん出てくる金融業界の小難しい話かと思って身構えて観た。 でも実際は、不正で私腹を肥やす富裕層に小市民が一泡ふかせるという小気味良い話で、SNS時代の市民革命とでも言える話だったかも。 昔なら夜な夜な秘密裏に開いていたであろう会合は、現代ならLive配信やYouTubeで。銃や斧はスマホに持ち替え、指先のタップひとつが武器になる。革命や運動と言うとつい抗議活動や行進デモが頭に浮かぶけど、現代にはこういう革命もあるのかと目から鱗だった。 要するに金持ちの投資家は、ゲームストップ株も小口投資家も甘く見ていて足元をすくわれた訳だよね? 学生に母親に雇われ店員...貧しくも日々を懸命に生きている、ごくごく普通の市民である小口投資家たち。 誰かが日和れば途端にボロボロ崩壊してしまう砂上の楼閣に立ちながらも、実際には顔も合わせたことのない小口投資家たちが、強い団結力で踏ん張り続けたことにびっくりした。 劇中に出てきたミームの数々を見ているとナードの層が厚かったんだろうなって印象もあったし、でもやっぱりそれ以上に富裕層への強い反発心が彼らを結びつけていたことは間違いなかった筈。 投資家が弁護団から「金持ちアピール良くない」ってアドバイスされる描写があったからアレだけど(あそこ笑えた)、別に金持ちであることが悪いんじゃなく、あくまで空売りで不正に金を稼いでるのがいけなかった。まあ、何の不正もしてない金持ちが存在しているかは謎だからこの発言は無意味かも。それに"アメリカの株の話"というと他人事のようだけど、今の日本も投資家=政治家、株=税金と置き換えてみると、だいぶ危うい所にいるように思えてしまう。 専門用語を知らなくても大丈夫な映画ではあったけど、「空売り」だけはちゃんと説明されないまま話が進むので、事前に頭に入れておいた方が良いかも。ただ、途中のニュース映像に出てきた「空売り=株が下がれば下がるほど投資家が儲かる仕組み」という説明が全てでもあるので、実際の仕組みは分からなくてもここだけ抑えておけば大丈夫そう。 ところで、公開前のショットを見た時からセバスタが胡散臭すぎて「セバスタに一体何が...」って思ってたんだけど、映画を観たらあれはロビンフットになり損ねた男の顔だったんだと分かって納得だった。ひと目見ただけで様子がおかしいと思わせるところが、やっぱうまいよねセバスタ(誉めてる)。 "金持ちから盗み市民に分配する"=”ロビンフット”って、あのネーミングはホントぴったりだった。イギリスの義賊だけど、こういうのってアメリカも大好きなヒーローじゃん(偏見)。 なり損ねたとは言え、セバスタの立場は同情の余地ありだったと思うので、ちょっとおかわいそうだったな。 それとポール・ダノの弟役の謎のチンマス男(次々と美女を射止めやがってという意味でずっとこういう呼び方をしてやる)って、本当にこういうアメリカの典型的なダメ青年という役どころがぴったり。今あの人って実際にはいくつなんだ?なんかSNLでもあんな役ばっかりやってて、ずっとダメな若者という印象がある。 +++ 「ダム・マネー」ってつまりこう言うお話だったよね?と言うのを、株で言うと難しく感じるから、ポケカで噛み砕いてみた(ネタバレ注意)。 どうせポケカなんて増販やら下火になるやら何やらで、すぐに価値が下がるだろうと見越した転売ヤーが、繋がりのあるポケカの持ち主からポケカを借りて客に売って、実際にポケカの価値がめちゃくちゃ落ちたところで同じ種類のポケカを安く買い戻して、それを元々の持ち主に返すことで差額分を儲けようとしていた(ここまでが空売り)。 ところが、とある男がポケカファンのプラットフォームで「ポケカには価値がある!俺は信じて買うぞ!」と声をあげたものだから、日頃から転売ヤーに怒りを燃やしていたポケカファンたち1人1人が触発されて「俺たち私たちもポケカを買うぞ〜!」と買いに買いまくり、ポケカの価値が逆にとんでもなく高くなってしまった。 ポケカのプラットフォームの存在すら知らなかった転売ヤーたちは、たくさん借りて売りに売りまくり、後は値下がりを待つだけだったポケカが、もはや到底買い戻せないほどの高値になってしまったところでようやくそのことに気づいた。 転売ヤーたちは焦ってポケカのプラットフォームを閉鎖したり、ポケカを販売しているサイトに圧力を掛けてこれ以上ポケカを買わせないようにしたけど、結局、ポケカファンの団結力と転売ヤーへの怒りが強過ぎてポケカの価値を下げることができず、ついにポケカを持ち主に返せなくなって破産した転売ヤーまで出た、つまりそう言う話だったんだよね?合ってるかな?
wishgiver
4.0
サイコー! 『ソーシャル・ネットワーク』の原作者ベン・メズリック作品の映画化。 この手の作品としては群を抜いてわかりやすく、痛快さが爽快でした。 ポール・ダノ扮する"ローリング・キティ"も最高ですが、彼の弟ケビン役のピート・デイヴィッドソンが超最高! ファンド側もヴィンセント・ドノフリオ、セス・ローゲン、セバスチャン・スタンと豪華で実話のエンタメ化としては完璧な作品。 大音量で流れるラップに乗せてアゲアゲでいく105分をノンストップで体感しましょう。 2024.2.6@イオンシネマ東員
うにゃ
3.5
ネタバレがあります!!
cocoa
4.0
原題は「Dumb Money」。 「愚かな投資」の意味だが、資金豊富な大手金融ファンドから見た個人小口投資家をバカにした呼び方。 これは原作も制作陣も優れていて、とても面白かったです。 株の知識はなくても大丈夫。 (空売りだけは知っていると良いかも) 全体的にテンポも良く、登場人物のキャラやエピソードが笑えて、リピート鑑賞しました。 マサチューセッツ州ブロックトンに暮らすキース・ギル(ポール・ダノ)。 通称「ローリング・キティ」は猫シャツを着て赤い鉢巻きをしながらネット中継で投資に関するフォーラムをやっている。 世界はコロナ禍。 先が見えない中でも大手ファンドは儲けようと空売りをしていた。 キティが保有しているのは「ゲームストップ」株。 店舗型のゲームショップだが業務成績は下降するばかり。 キティの呼び掛けで様々な場所に暮らす一般人がゲームストップ株を購入。 株価は上がり、大手ファンドはその動きに慌てる…。 2021年に実際にあった大手ファンドと小口投資家たちとの対決を描いたストーリーです。 期待どおりに金満なファンド側の人物描写が面白い。 ヘッジファンド「メルビン」のCEO、ゲイブ・プロトキンを演じるセス・ローゲンの滑稽な暮らしぶり。 広~い大邸宅に暮らしながら連絡がある度に走り回ってデスクにつく。 「ゲームストップ」株を空売りし、最終的には倒産させて金儲けを狙う役にピッタリ。 その他の大手ファンドの面々も、個人投資家の動きに驚いていく。 キティは大学卒業時は金融危機により仕事に苦労していた。 小さなゲームショップの「ゲームストップ」が大好きで株を所有。 さらに株の動きを長年研究していた。 そんなキティのサイトに惹かれたのは普通に働く人々。 ゲームストップ店舗で働く店員のマルコス。 コロナ禍の病院で働く看護師ジェニー。 莫大な奨学金を背負う大学生のハーモニーと恋人リリー。 ヘッジファンドの連中はすべてを持っている。 汚い取引に何億ドルも動かす犯罪者集団のよう。 そんな彼らと戦うのは普通に働く人々と言う対比がよくわかる。 結局、アメリカ下院金融委員会から召喚状をもらうキティやファンドのCEOの面々。 リモートで行われる公聴会でキティが話す言葉が良い。 「異常で行き過ぎた空売りの実態を委員会の皆さんは追求してほしい」 「金融市場は壊れている」 「市場は誰にとっても公平であるべき」など。 キティの締める言葉… 「僕はこの株が好きです」がすごく良い。 小口投資家たちはキティの筋の通った意見に納得して会見に湧く様子がとても好きだった。 結局委員会はどの社に対しても提訴はしなかったが、キティたちの動きによって もうウォール街は愚かな投資を無視できなくなった。 キティのやったことはとても大きい。 ポール・ダノの役どころがとても良かったし、無職の弟ケビン役のピート・デヴイッドソンがまた最高だった。 二人で素っ裸で夜のグラウンドを走る姿。 コロナで姉を亡くした悲しみを共有している兄弟の仲が心に残る。 マルコス役のアンソニー・ラモス。 ゲーム店の店長役はデイン・デハーン。 (彼はマスクをしていても目だけでわかる) 看護師ジェニー役のアメリカ・フェレーラなど、みんな印象に残った。 いかにもアメリカらしい作品で、「株」には疎いがこんな高揚感のあるストーリーは大好きでした。
さいちゅう
2.5
小口投資家が空売りする大富豪たちに一泡吹かせるストーリー。実話に基づく映画。 ダムマネー(愚かな資金) 株は持っているだけだとただの含み益でしかない。売ってはじめて損益になる。 企業に賛同してその将来を見込んで株を買い、企業と損益をともにするのが本来の株式市場。 一部の富裕層のマネーゲームになっている今の株式市場に一石を投じた出来事だったか。
ガーーーン
3.0
弱き個人投資家が悪い資産家を一泡吹かす負け犬たちのOnce Again作品🖕 こんな良くできた話が数年前に実際に起きたこととはビックリ 主人公がリーマンショック後の就職氷河期世代で肩入れしたくなる仕様 結果的に勧善懲悪が明確でその構図は理解しやすい よって投資知識なくても楽しめる ただ軸となる空売りの構造についてはもう少し分かりやすく説明してほしい💸 株式市場がクローズドで不平等なことへの問題提起にはびったりハマる題材 株取引アプリでなんの説明もなく買いができないってエグいことする フィジカルのゲーム店🎮は流石に成長は見込めない コロナあるある😷が少し懐かしい
2001HAL
3.0
これは実話だそうである。空売りするウォール街のヘッジファンドに対し個人投資家がその対象の会社ゲームストップの株を買い相手のヘッジファンドを倒産に追い込んだという話である。 主人公はユーチューバでゲームストップの株を買うように煽りそれに賛同した金があまり無い庶民が株を買い株価が上昇してもそのまま持ち続ける。元銀行員である私からするとゲームストップの業績はどうか気になるがこの作品ではあまり出て来ない。そんなに良くはなかったろうと推測される(主人公はヘッジファンドの空売りに注目して株を買うようにしたと説明するシーンがあった)。それまではアホな個人投資家から金持ちのエリートが上手く立ち回りお金を吸い上げていたのがこれがキッカケで改められたそうである。 映画としてはアクションは無いし泣かせるモノでもないので凄く面白いという訳ではないがコロナ禍のアメリカが見れた(登場人物がマスクをしマスクがズレた人に対して注意するシーンが出て来る)し、アメリカが多数の貧乏人と少数の金持ちの階級社会である事が良く分かった。
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