愛の小さな歴史
愛の小さな歴史
2014 · ラブロマンス/ドラマ · 日本
81分
©Tokyo New Cinema 2014



東京の片隅。食品配達の仕事をして暮らす執行夏希(中村映里子)はある日、突然訪ねてきた青年・敷谷壮(池松壮亮)から父・大悟(光石研)のことを知らされる。大悟はかつて、母と自分を捨てて出て行った憎むべき存在だった。不意に思い出された父の存在が夏希の中で拡がり、やがて会いに行くことを決意する。借金の取り立てを生業として暮らしていた芹澤夏生(沖渡崇史)は、不意に胸の内で増してきた存在感に引っ張られるように、妹・明日香(高橋愛実)の元を訪ねる。家を捨て、全ての責任を押し付けて生きてきた夏生に激しく反発する明日香。だが、期せずして2人の生活は始まる……。彼らが迎えるのは、復讐か、拒絶か、あるいは……。
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
「ぬけがら」都度課金開始✨
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Shou
4.0
家族に失望した2人が、もう一度そ の家族に向き合う。このタイトル、とても秀逸だと思いました。 後味の悪さみたいなのが全くなかった。空を仰ぐようなカメラアングルがとても好き。
akubi
4.0
こんなに世界は人で溢れているのに。大切なひとはすぅーっと深淵へ消えてゆく。 愛と憎しみ。天使と悪魔。 それぞれが、きちんとなくてはならないような矛盾の神秘。 思い出すのは、裸足の裏にしみる真冬のコンクリートの冷たさと蹴られた脚の痛み。閉じ籠ったトイレの中の息苦しさ。 素直になれない、大人という肩書きの永遠の子どもたち。 愛を求めて叫ぶ愛おしくて可愛そうなわたしたち。 目を合わせて話すのも恥ずかしかったけれど。 ほんとうはきっとずっとあなたをもとめていました。 期待と失望をくりかえしながら、それでも諦められずに愛を求めてひとは、この道を歩んでゆく。 自分自身をその深淵からすくいあげながら。
DAG
3.5
細部をもう少し詰めてほしい部分があるけど、光るものを感じる映画。 見てる側にとってはそーゆーのが心に残ったりする。
maco
見ている最中
よくホームドラマなどで家族の再生という言葉が使われるけれど、実際に家族が再生することなんてほとんどない。一度憎みあえば、近しい家族だからこそ歩みよることはなかなかできない。そういう現実の苦しさがあって、悲しい別れをむかえたとしても、新しい出会いで救われることもあるかもしれない。けして明るい話ではないけれど、希望を感じさせてくれる映画だった。
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