ファントムハイヴ伯爵家は、広大な領地を治める名門貴族でありながら、女王のために裏社会の仕事を担っている。元当主シエル・ファントムハイヴ(阪本奨悟)に仕える執事セバスチャン・ミカエリス(松下優也)は実は悪魔で、契約によってシエルを守ることになっている。そんなファントムハイヴ家は、舞踏会の準備で大わらわとなっている。そこに、鹿鳴館が建てられた日本から、3人の客がやってくる。丁重にもてなすようにという女王陛下からの命を受けて、ファントムハイヴ家は彼らを舞踏会に招待する。裏社会の人間である劉(龍弥)も加わって、華やかな宴が始まる。しかし、そこに招かれざる者が侵入していた。それは、日本からの客たちにまつわる混乱を呼ぶ。死神グレル・サトクリフ(植原卓也)はセバスチャンに、人間ではない者の存在を感じさせる。
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