間違えられた男
The Wrong Man
1956 · 犯罪/アクション/ドラマ · アメリカ
105分



ニューヨークのストーク・クラブでバスを弾く貧乏楽士マニイ・バレストレロ(ヘンリイ・フォンダ)は妻のローズ(ヴェラ・マイルズ)の歯の治療代300ドルを工面するため、ある日、ローズの保険証書を抵当に金を借りようと保険会社の門をたたいた。窓口係のデナリーが、ふとマニイの顔を見て驚いた。忘れもしない、この事務所に2度も強盗に押入った男の顔とそっくり。デナリーは態よくマニイを待たしておいて警察へ急報。
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くらっしゃあ
3.0
★死ぬまでに観たい映画1001本《第4版》選出★ 1953年のニューヨークで実際に起こったという冤罪事件を元にしたヒッチコック監督によるサスペンス映画。 クラブのミュージシャンとして働く主人公マニーが、お金を借りるために訪ねた保険会社で、過去に2度その保険会社を襲った強盗と容姿が似ていたために、逮捕されてしまう・・・。 こんなことで間違えられて、それだけの根拠で犯人と決めつけられる・・・今では考えられない話だ。 マニーの無罪は、思わぬ形で証明されるのだが、やはり実際の出来事をベースにしているからか、スカっと溜飲の下がるような映画にはなっていない。 そういう意味では、ヒッチコック映画の中でも他と一線を画す一作といえるかもしれない。 ところで主人公マニーを演じていたのは、かのヘンリー・フォンダ。マニーの年齢は38歳という設定だったのだが、それにしちゃあ貫禄がありすぎると思い確認すると、その当時で51 歳。 見た目の明らかな違和感よりも、本作の主役にはスターが必要ということだったのだろうか。少しだけ疑問が残る。 あと、マニーの妻を演じていたヴェラ・マイルズ。 ベッピンやなーと思って他の出演作ググってみたら、『サイコ』で殺されるマリオンの妹を演じていた。 『サイコ』観直してみなければ。 【U-NEXT】
やかん
3.5
実話ベースだからこそ派手さやスカッと感は少ない。無駄な味付けをしないヒッチ監督の姿勢に敬礼。 意外性もなく淡々と進むストーリー展開だけど、全くつまらなくない。終始ヘンリー・フォンダの芝居の巧さに魅せられる。特に目の演技が抜群。 繊細な奥さんが段々やつれていくのは見ていて胸が痛かったな。 期待した強力なアリバイが証明できず泣き笑いするシーンが特に印象に残る。 優しい弁護士さんとおかんや義弟夫婦がいてくれて本当によかったよ。 最後の最後でようやっと姿を見せた真犯人。そこまで似てないという事実にリアリティを感じた。ひとの記憶の曖昧さよ! げに恐ろしや同調効果。 この世の全ての冤罪のひとが救われますように。
horahuki
4.0
それでもボクはやってない! 久々のヒッチコック。そんなに多く見てるわけでもないのだけど、基本どれ見ても面白い品質保証されてるようなもんだから、見てる時の安心感が凄いし、実際に面白いからほんと凄い! あいつ強盗に顔が似てるよね?という言葉のせいで冤罪で捕まるお話。「私はこう思う!きっとそうだ!」的な根拠もない素人考察のノリで、何の責任もなく人の人生めちゃくちゃにして遊んでるオッサンたちの素晴らしいお仕事ぶりに身震いした。強盗と似てるって言い出した言い出しっぺ集団にだけ面通しする出来レースは何なんやろね。 「どこにでも居る普通の男」って言ってしまったらそれまでなんだけど、それ以上に形容しようがないほどに普通の男が何の非もないのに人生をメッタメタにされるまでを描く。妻と子ども二人が居て、多くはない給料で慎ましく暮らし、休日は家族孝行、そして些細な趣味を持つ。そんな平凡な男が妻のために取った行動で地獄へと転落する…怖すぎる😱 簡易版『知りすぎていた男』と言っても良いようなサスペンスを一点に集中させるヒッチコックらしい演出が序盤から光り、過剰な演技ではなく、役者の表情の機微によって抜け出せない地獄へと墜とされていく絶望に観客を違和感なく同調させていくのが凄すぎる。そして「堕ちた」空間を改めて認識させることで一気にその実感をドスンと振り下ろし、顔のアップとの切り返しと自分が自分から遠のいていくかのような『めまい』的なアレが現実からの乖離的浮遊感を観客に与え、それをもって同調を決定づける。 中盤あたりはテンポが悪くなり過ぎていて飽きてきたのだけど、クライマックスは流石の演出力で、これをやるためのタメだったのかと納得。不安と恐怖をたたえた表情と机の下でしっかりと持ち続ける僅かな希望。その2つで行き来する彼の心情の天秤が次第に一方向へと大きくかたむき出す。自分を犯人だとする証言の積み重ね、自分に聞こえないように何かを話す味方であるはずの弁護士と傍聴人、それらと彼のアップの切り返しが、「自分は無実だ」という自分が最も良く知っているはずの絶対的な「事実」すらも揺るがすほどの心的圧迫を与えてくる。何というか洗脳に近い感覚。そしてそこから生まれる究極的な自己否定。弁護士に「もう一度最初からだけど、耐えられる?」って質問されるシーンがあるのだけど、あまりの同調力のためか、画面越しに見てるだけの私が一番「無理無理!」ってなった…😅ヒッチコックすげぇわ。
dreamer
4.0
アルフレッド・ヒッチコック監督が、「実話に基づいた映画」を撮ったのは、この「間違えられた男」が、最初で最後だった。 そして彼が、自らカメオ出演しなかった作品も、この映画一本だけだ。 もっとも、映画の冒頭、彼は逆光の中にたたずみ、「これは、私の映画の中では異色の作品です」と観る者に語りかける。 ところが、この「間違えられた男」は、ドキュメンタリーよりも寓話の匂いを強く漂わせている。 黒白の簡潔な構図や、時間の直線的な処理は、ドキュメンタリー的なのだが、観終えるとなぜか、脂の乗った物語を聞かされたような後味が残る。 主人公は、ニューヨークのナイトクラブで働いている堅物のベース奏者マニー(ヘンリー・フォンダ)だ。 彼は、派手なクラブで黙々と演奏し、仕事が終わると毎朝、定刻に帰宅する。 そんなマーニーがある日、強盗犯に間違われて逮捕される。 顔や様子がそっくりという証言が相次いだからだ。 幼い頃から警察が大嫌いだったと言われるヒッチコック監督は、逮捕、取り調べ、留置、拘置といった、ありきたりの手順を、平板でいながら妙な執拗さを滲ませたタッチで撮っていく。 善良な羊を演じるヘンリー・フォンダの人相が、どこか邪悪で陰険な気配を放つのも、話の隈取りを濃くしていると思う。 さらに、随所で用いられるフェイドアウトの技法は、「------」で終わる文章のような効果をもたらす。 冒頭の宣言にもかかわらず、ヒッチコック監督は、快楽的な映画作家の本能をつい覗かせてしまったようだ。
ねごと
3.0
ヘンリーフォンダ見たさに鑑賞 度重なる不運による濡れ衣で強盗容疑をかけられ、悪夢のような経験をした男の実話。 マニーの真面目さとヘンリーフォンダの演技力でなんとか最後まで見れたけどー.... んー、創作にしては盛り上がりに欠けるから、その意味で実話でよかったなぁー と。 疑い晴れても誰も謝らん、借金もそのまま。唯一奥さんが回復したことだけは救い。
bluewater
4.0
真犯人が捕まったので、無実になったが、怖い話だ❗
agij
4.0
演出がうますぎる 移送されるシーンの緊張感
たきゆか
4.5
ある意味、今まで観た中で1番怖かった。冤罪や陪審員制度など考えさせられました。
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