爆走!ムーンエンジェル 北へ
爆走!ムーンエンジェル 北へ
1996
“カミオンのマドンナ”こと女性トラッカーの葛西ルナは、押しかけ弟子の和美とともに、今年も北海道に出稼ぎに向かった。釧路では敬愛する“幣舞の鶴姫”こと喜代子と息子の治虫に会うのが毎年の楽しみだったが、おしどり夫婦だった喜代子が離婚して以来、治虫が一言も口をきかなくなっていたことに、ルナはショックを受けた。ルナは北海道での仕事をてきぱきとこなしていたが、普段からルナをライバル視して挑発してくる“レゲエの夏子”が偶然現れ、ふたりは女の意地を賭けて勝負をする。