運び屋
The Mule
2018 · 犯罪/ドラマ/ミステリー/サスペンス · アメリカ
116分
(C)2018 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC



アール・ストーン(クリント・イーストウッド)は金もなく、孤独に暮らす90歳の男。商売に失敗し、自宅も差し押さえられかけた時、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられる。それなら簡単と引き受けたものの、それが実はメキシコの麻薬カルテルの“運び屋”だということを、彼は知らなかった……。
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てっぺい
4.0
【遺作にして欲しくない映画】 何度も銃を突きつけられる終始緊迫の展開ながら、何歳になっても“やり直す”事の尊さを説く実は前向きなドラマ。御歳89歳のクリント・イーストウッド、遺作になんてまだまだなって欲しくない! ◆概要 80歳代でメキシコの麻薬組織の運び屋となった第二次世界大戦退役軍人の実話に着想を得たドラマ。脚本は「グラン・トリノ」のニック・シェンク。監督・主演はクリント・イーストウッド。イーストウッドは「人生の特等席」以来6年ぶり、自身の監督作では「グラン・トリノ」以来10年ぶりの俳優出演。共演に「アリー スター誕生」のブラッドリー・クーパー、「アントマン&ワスプ」のローレンス・フィッシュバーン、「オーシャンズ」シリーズのアンディ・ガルシアの他、イーストウッドの実娘アリソン・イーストウッドも。 ◆ストーリー 商売に失敗し自宅も差し押さえられ、途方に暮れていた孤独な老人は、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられ、引き受ける。実はその仕事は、メキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だった。 ◆感想 “やり直す”事の尊さ、大切さや重さが伝わってくる映画。家族を捨てて仕事を選んだ男が如何に家族とやり直せるか、そして、不意に始まった運び屋としての闇から如何に脱出するのか。事実に着想を得たこの物語は、1人の男の生き様を通して、老いたタイミングであれなんであれ、そんな前向きに生きる事の大切さを説いているように感じた。 ◆以下ネタバレ◆ 組織を裏切った者の死体を目の当たりにし、裏切る事イコール死である事を認識しながら、組織からの電話を無視し続け元妻を看取る決心をするアール。それ以上ない代償ながら結果元妻の愛情に加えて、家族達からの信頼も回復する。そんな“やり直し”の成功に加えて、麻薬組織の運び屋としての闇からも命からがら抜け出すアール。“俺は組織を裏切った。さあ撃つがいい”的なセリフも出る最大のピンチのシーンも、その覚悟があるからこそ結果的にはその場を解放され、捜査官に拘束され九死に一生を得る。覚悟は、法廷で全ての罪を認めるシーンにも重々しく描写されてあり、またこれも1つの覚悟が“やり直し”を成功へと導くこの映画の一本木な表現だったように思う。 これが、クリント・イーストウッドの最終作となるのか?御歳89歳の彼が映画の告知で使っていた「これが最後だ」のセリフ(映画本体では出てこなかったように感じたが…)に、勝手に遺作感を感じてしまう。最近ではそれこそブラッドリー・クーパー主演の「アメリカン・スナイパー」や「ハドソン川の奇跡」、「15時17分、パリ行き」で映画のあり方の幅をグッと広げてくれた彼に、映画ファンとしてはまだまだその活躍を見せ続けて欲しいところ。 運び屋としての任務中、警官や捜査官と何度もニアミスする緊迫感、そして組織から何度も銃口を突きつけられる緊迫感。いつ何が起こってもおかしくない緊張感が映画を通して続く、見飽きない展開なのも素晴らしい。
ダニーダン
4.0
2018年 クリントイーストウッド監督 116分アメリカ作品 「運び屋」!!! 今やアメリカ いや世界を代表する映画監督クリント大先生! しかも88歳にして今もなお自ら主演しながらメガホンを撮られる超大巨匠(╹◡╹)全く関係ないけれど、、クリント先生 ジェームスディーンよりナな!なんと一歳年上だなんて!!!!! なにはともあれ ほんとに毎回良質でステキな心に深くビビーンとくる作品を次々に発表しつつ自身も俳優としても苦労と永い長いキャリアを積み上げながら この40年〜着実に年間一本ペースで自身の作品を撮りながら主演する!このような偉大でいて強烈に元気な創作意欲爆裂な映画作家様 今や ウッディアレン先生とクリント先生ぐらいでしょうか、、(*゚▽゚*) 本作は退役軍人の当時80歳代でメキシコの大犯罪組織シナロアカルテルの麻薬の運び屋になったレオシャープという人物の実話に基づいたもので、、 そのシャープさんをクリントイーストウッドが 撮影当時88歳で演ずるわけで 家族とも仕事も上手くいかず、、とはいえ80歳超えてるわけではありますが、一回 麻薬を運ぶごとに👀がチョット飛び出るほどの報酬を手にするうち まさに欲と麻薬の泥沼に、、、 家族との愛情のあり方 夫婦のあり方 麻薬組織の冷酷無比な非情さ 等々 「運び屋」というタイトルの中に しっかり人生の大切なテーマを問いかけ 考えさせられる116分 それにしてもなんにしてもクリントイーストウッドこの作品時88歳 ミリオンダラーベイビーから観ていなかった クリントイーストウッドたしかに たしかに寄る年並みはあるとはいえ その元気すぎる 映画作りへの魂は 容姿は変われど わたしが初めて観た クリントイーストウッド大巨匠のイタリア映画 荒野の用心棒から 変わらず! まだまだ クリント先生40代の超ハマり役 ダーティーハリーの キャラハン刑事そのままに! これからも ずっとずっと キャラハン刑事を演じ続けてほしい気持ちで胸いっぱいです ありがとうごございます クリントイーストウッド様ぁぁぁあぁ ╰(*´︶`*)╯
コウキマン
3.5
2022.8.13.087 ネタバレあり 90歳の退役軍人が、麻薬カルテルの運び屋になり荒稼ぎをしていた実話が元。 家族を顧みず仕事に没頭してきたアール。娘の結婚式すら、仕事を優先し欠席していた。時代の流れと共に仕事がうまくいかなくなったとき、これまでの自分の行動が祟り家族は冷たい。そんなときに持ち掛けられる儲け話。なんでも拠点から指定された場所に車を走らせるだけで報酬がもらえるとのこと。早速アールは仕事を受けるが、簡単な仕事のわりにものすごい報酬が入る。あるときアールは自分が麻薬カルテルの運び屋をしていることを知るが、もう足は洗えない。アールはその後も十数回にわたり麻薬を運び続けた。 その後、別れた妻が余命幾ばくもないと知り、アールは仕事を放り出し妻の元へ駆けつけた。そこで初めて得た家族の信頼、家族のぬくもり。 そこから仕事に戻り、結末までの流れはなんだかしみじみ。クリント・イーストウッド監督の粗野ながら哀愁漂う役、演技がたまらなかった。 さて、今回イーストウッド監督がついに麻薬カルテルにメスを入れたと知り観てみたのですが、おもしろくはあるけども少し思ってたのと違いました。麻薬カルテルはおっかなくもどこか人情がありアールに甘い。実際だったら即処分されるのでは?と思いながら観た(偏見かもしれませんが)。なんとなくいい話でまとまってたけど、麻薬カルテルによってどれだけの被害者が出ているかはそれなりに調べて知っているだけに、描き方にすこし首を傾げたくなる。まあこの映画は麻薬カルテルの闇を描く映画ではなく、アールの人生を描いたものなので、あまり深く追及するのはお門違いかも。
隣の唐十郎
5.0
ハリウッドの生きた伝説が米寿で放った傑作ヒューマンドラマ。現時点(2020.1)での主演最新作。 仕事最優先に生きて家族を顧みなかった男の[贖罪]をテーマに、図らずも犯罪に巻き込まれた人物の実話という、まさに真骨頂。激動の時代を生き抜いた強者の貫禄が老いの円熟味を加えて実に魅力的。ギャングも街の不良坊主レベルであしらう様が痛快だ。とはいえ大丈夫か?とハラハラさせる絶妙な[老いの演技 ! ]による空気感の演出も流石です。 恐らく人類最強のカリスマ高齢者であろう。静かなる男にして迅速・コンスタントに作品を発表する創造力は超人の域だ。子どもの頃からの憧れのスターだったが、今や信仰の対象だ。 今後のご健勝をお祈り申し上げます。合掌
kasa1024
4.0
クリントイーストウッドは監督として数々の名作を生み出してきた才能の持ち主‼️そして今回グラントリノから11年ぶりに演者としても復活し、88歳とは思えないほどの演技力。素晴らしいとしか言えないw これからも名作をどんどん製作して欲しいと感じた 今回は90歳の運び屋というのがテーマで、それに凄くクリントイーストウッドが似合っていて、彼自身も自分しか演じれないとわかっていたのではないか。 やっぱりクリントイーストウッドは偉大であり、僕の好きな監督であり、かっこいい役を演じれば、ピカイチな人である。
刺繍屋
4.5
劇場で観たかったのですが、近くの映画館に来なかったため、今になって漸く鑑賞しました。 実話から着想を得た作品との事で、完全に実話に沿った作品にしなかったのが良かったですね。 シリアスになり過ぎずところどころユーモアを感じさせる作りになっていながら、中盤以降は緊迫感も有り、更には心に響いてくる作品に仕上がっているあたりは流石クリント・イーストウッド監督ですね。 とても面白く良い作品だと思います。 行いはとても褒められたものではありませんが、何故か憎めずチャーミングに最後には好感さえ持てる主人公であるアール。 クリント・イーストウッド監督だからこそ創り上げられた人物像だと思いますし、役者としてのクリント・イーストウッドだからこそ魅力的に演じられていたのだと思います。 そう言えば作中でクリント・イーストウッドが着ていた衣装は“グラン・トリノ”や“トルゥー・クライム”“ザ・シークレットサービス”などで実際に着た衣装だったのですね。 気がつきませんでした。 今回90歳の運び屋の役を演じたイーストウッド監督ですが、88歳ながら今回の役を演じるにあたってわざと老人らしい演技をなさったとの事。 1ファンとして、監督業だけでなく、まだまだ現役の役者さんとしてイーストウッド監督には頑張って欲しいです。 お話に直接関係があるわけではありませんが、アメリカの雄大な景色を見ながらのドライブは楽しそうですね。
ジュネ
4.5
2019年47本目は87歳にしてまだまだ現役のクリント・イーストウッド監督が放つ実録ドラマ『運び屋』。 逮捕されたときには86歳、多いときで1年に1億円もの報酬を得ていたとされる運び屋レオ・シャープのストーリーに着想を得たとされる本作ですが、家族をないがしろにし娘とも絶縁状態になっている老人の寂しさや侘しさがひしひしと伝わってきて、俳優としてのクリント・イーストウッドの上手さに改めて気づかされました。 そ んな彼が主人公アールの内面を描くときに参考としたのは、外に出ては好き勝手ばかりで家庭を顧みなかったイーストウッド監督の祖父だったそうです。しかし血は争えないと言うべきか、仕事に狂って金を散財、女遊びを繰り返して8人も子供を持つイーストウッド自身もなかなかの男。 娘役に実の娘であるアリソン・イーストウッドを起用してまでこんな物語に仕立てたのは、1本の映画を通して最後の最後に自分と向き合うためだったのかもしれません。もちろんこれが予告編通り「This is the last one」になるかはわかりませんが、徹底したリアリティ志向を貫いてきた監督が選んだ題材としてはとてつもなく生々しく、これ以上の幕引きは存在しないのではと思えるほどでした。
ETO
3.5
ちょっと待って。 全然評価が高い理由がわかんない。 ただ淡々と運んで、結末も読めるし、犯罪してるから感動もない。ジョークもそんなに面白くない。 クリント・イーストウッドの演技力は確かに、年齢考えたらすごい。 けど、それだけで評価上げられたら、映画の元の子も無い。 作品自体は、至ってシンプル、普通の映画。 評価高いからめっちゃ期待したのに、最後まで何もなく予想通りでおわった。 ほんとにみんなこれで4.5とかつけ る??
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