鎌倉アカデミア 青の時代

鎌倉アカデミア 青の時代
2016 · ドキュメンタリー/伝記 · 日本
119分
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現在も“幻の大学”として語り伝えられる鎌倉アカデミアは、「新しい日本を担う若者を育成する」という理念のもと、終戦間もない1946年(昭和21年)5月、戦火を免れた鎌倉・材木座の光明寺を仮校舎として開校。校長の三枝博音をはじめ、林達夫、服部之總、吉野秀雄、高見順、中村光夫、村山知義など数多くの著名な学者・文化人が教鞭を執り、「教師と学生とが相互に鍛え合い、各自の個性を創造する学園」を目指すが、激動する時代の波に翻弄され、わずか4年半でその歴史に幕を下ろす。だがその学び舎からは、いずみたく、山口瞳、前田武彦、高松英郎、沼田陽一、廣澤榮といった多彩な人材が巣立ち、やがて彼らは、高度成長時代を迎えた日本で芸術や文化を牽引する存在となっていく……。2006年5月。鎌倉アカデミア創立60周年記念祭が材木座・光明寺で開かれた。真冬のような冷たい雨の日にも関わらず、本堂には入れないくらいの聴衆が訪れ、OBたちはかつての学び舎で、その自由な校風や教授との濃密な交歓の日々を、時を忘れて熱く語るのだった。本作は、この鎌倉アカデミアの歴史を足かけ5年の歳月をかけ、20人を超す関係者たちの証言から紐解いてゆく。その中には、映画監督の鈴木清順や岩内克己、90歳を迎えて『昭和声優列伝』を上梓した声優・勝田久らの貴重な証言も含まれている。ある者は自宅で、ある者はゆかりの場所で、往事をまさに現在のことのように鮮やかに語る。鎌倉に学園が誕生した経緯、創立からわずか3ヵ月後に起きた初代校長排斥事件、4,000人が詰めかけた日劇小劇場での研究発表公演、光明寺から廃墟のような大船校舎への移転、そして資金難と風評被害による閉校……。自由大学・鎌倉アカデミアの真実の姿が今、明らかになる。

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