ナンシー
Nancy
2018 · サスペンス/ミステリー/ドラマ · アメリカ
87分
(C)2017 Nancy the Film, LLC



人付き合いが苦手なナンシー(アンドレア・ライズボロー)は、他人の関心を集めようと嘘ばかりついていた。ある日、彼女は5歳で行方不明になった娘を探す夫婦をテレビで目撃。その娘の30年後の似顔絵が自分と瓜二つであることに気づいたナンシーは……。
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ジュネ
3.0
2020年52本目は、虚しい人生を送る一人の女に起こる思わぬ出来事を描く『ナンシー』。 ------------------------------------------------------------ ヒューマントラストシネマ渋谷「未体験ゾーンの映画たち2020」で上映していた佳作ドラマ。主人公のナンシーは人に対して嘘を吐くことでしか自分の存在価値を示すことができない、非常に空虚な生き方をしています。この嘘のつき方がもはや名人芸の域で、口を開けば出任せばかり、次から次に出てきます。そして人から「すごいね」「辛かっただろうに」「頑張ったね」などと同情や賛辞を浴びては、快感に浸るわけです。 ------------------------------------------------------------ そんなナンシーをアンドレア・ライズボローが見事に演じ切っていまして、個人的に心を掴まれたのが彼女の笑い方。にこやかではなく、唇を片方クッと吊り上げてニヤつく笑い方は、「卑屈」そのものです。ただ、本作はちょっとランタイムが短すぎて、ナンシーが何故こんなねじ曲がった性格になってしまったのかが上手く掘り下げられていないと思いました。 ------------------------------------------------------------ もちろん理由は示されるのですが、彼女に共感や理解を示す深度には到達していません。中盤に至って自らのアイデンティティを模作しようと夫婦の家に身を寄せてからも、特別な出来事もなく平凡と過ぎていくのみなので、名脇役であるスティーブ・ブシェミもかなりもったいない使い方をされています。もう少し…という思いはありますが、繊細な人物描写は今後が楽しみな監督の一人です。
うにゃ
4.0
ネタバレがあります!!
cocoa
3.0
原題も「Nancy」。 嘘をつくことでしか他人と関われないナンシー(アンドレア・ライズボロー)。 パーキンソン病の母の世話をしながら暮らしている。 生活は貧しく「早く生活保護を申請しろ」と言われながら、短い派遣の仕事をしているナンシー。 ある時、30年前に行方不明になった娘を探す夫婦のニュースを見る。 警察当局が作ったCG写真は自分にそっくり。 夫婦の元を訪ねるナンシー、そして迎えるその夫婦は…。 そんなストーリーです。 素っぴんで荒んだ役をやったらさすがの演技のアンドレア・ライズボロー。 (『トゥ・レスリー』もそうだった) ナンシーの母役はこちらも芸達者なアン・ダウド。 この2人が親子役だから、底辺に暮らしているのがリアルに描かれていた。 空気を吸うように嘘をつくナンシー。 北朝鮮に旅行で行ったとか、お腹に細工して妊婦を装って男性(ジョン・レグイザモ)と会ったり。 その背景に何か辛い過去があるのかと思ったが、はっきりとはわからない。 そして突然、母親が就寝中に脳梗塞で亡くなるのです。 テレビで報じられた30年前の行方不明事件。 当時5歳の女の子ブルックちゃんは今でも消息がわからず。 現在を予想するCG写真を自分の顔と並べて何かを考えるナンシー。 ジャケ写真のこのシーンは強烈なインパクトがある。 娘を探し続ける父親レオを演じるのはスティーヴ・ブシェミ。 こんな普通の演技がとても新鮮だった。 母親エレン役はJ・スミス=キャメロン。 夫婦共々 学があり立派な職に就いている。 自分の家とは大違いと思ったのか、ナンシーの表情が独特だった。 ナンシーはレオに写真を撮ってもらう時も自然の表情がまったくできない。 唇は歪み、ひきつるような表情を見ていると、さすがアンドレア・ライズボローだと思った。 娘ブルック本人と思いたい母のエレン。 違うと確信してそうなレオは妻にこれ以上ショックを与えたくない。 捜査機関のDNA検査の結果が出るまで、夫婦宅にいるナンシー。 嘘をついて生きてきたナンシーが本当の事を言おうとするのですが「明日にしよう」と言われてしまう。 今まで優しく抱きしめてもらったこともないナンシーが何を思ったのか、それはそれで辛くなるが。 大切なのは今ある関係、と話すエレン。 無条件で愛してくれるエレン。 もうエレンをこれ以上悲しませたくないと考えたのだろう。 そう思いたい。 最初は行方不明の娘に成りすます犯罪系のストーリーだと思ったが違った。 決してサイコスリラーではない。 誰も騒がず、終始静かに進むヒューマンストーリーだった。 嘘ばかり言って生きている人間は実際にいると思う。 ナンシーのように貧しく自己肯定感も持てず、家や母親に縛られて狭い世界に暮らしていたらますますそうなると思う。 ナンシーのこれからは想像できないが、母親からは解放され、少しは前を向いて生きてほしいと思った。 アンドレア・ライズボローは荒んだ役の時は生気のない素っぴんで髪型や髪質もかなりひどい。 でも美しく着飾ればまったく違うので、その落差がまた面白い。 そんな彼女の2018年製作のサンダンス映画で脚本賞を獲った作品でした。
松井
3.0
見終わった時のもどかしさ、ハンパない
Schindler's Memo
2.0
虚言癖がある女性が主人公で、パーキンソン病を患っている母親と同居しているのだが、さして献身的でもなく寧ろ母親を毛嫌いしている感じの前半。(以下ネタバレ的) 母親の突然の死により、解放されたかと思いきや、鬱々たる時間を過ごしているうちに、30年前に誘拐された少女に自分の顔が似ていると思った瞬間、思いついた虚言を実行する。 さしたる企みもなく果敢に実行するのだが、当然の如く生物学的検査に移行する訳で、その結果が出るまでの後半。 見ている観客は、虚言癖があり性格が暗いとはいえ、仕事をし、免許も持っている女性が、虚言がバレるまでの数日間を緊張して観させられるのだが、結局こちらの予想通りの状況と結果になり、どこにコレまでの緊張感を持っていったら良いのかわからず終わる。 要するにスカッとしない映画である。 バレないようにサイコ的な仕掛けを画策するとかのサスペンスが欲しかったし、思い切ってホラーにでもして欲しかった。
tomomi
3.5
ネタバレがあります!!
sora16
3.0
怖い話かと思ったらそうではなかった。 ポスター怖い😳 あわよくば、に、一縷の望みと願いがこもった出会い。繊細な心理描写を中心に淡々と進む。 時間と共に嘘でもいいから、という互いの想いが見え隠れして切ない。
なつ
2.5
宣伝と内容が違ってガッカリ 怖い話かと思った よかったけど
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