すばらしき世界
すばらしき世界
2020 · ドラマ/犯罪 · 日本
126分
(C)佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会



13年の刑期を終え、目まぐるしく変化する想像もつかない世界に出てきた元・殺人犯の三上(役所広司)は、保護司の庄司夫妻(橋爪功・梶芽衣子)の助けを借りて自立を目指していた。三上が生き別れた母親を探していると、テレビディレクター(仲野太賀)とプロデューサー(長澤まさみ)が接触してくる。彼らの本当の目的は、社会に適用しようと足掻く三上の姿を面白おかしく番組にすることだった。まっすぐ過ぎるが故にトラブルが絶えない三上だったが、次第に彼が持つ無垢な心に感化された人々が集まってきて……。
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隣の唐十郎
4.0
人生の大半を塀の中で過ごした男の[身分帳]は刑務所生活の記録が詳細に書き込まれた、[戸籍]以上の自己証明書。 積み上げれは1m以上にもなるその生きた証は、娑婆では何の意味も持たなくなる。 社会は一度踏み外した者に対して冷たい。多くの出所者が5年以内に何らかの罪で監獄に戻るのは、外の世界に自分の居場所が無いから。 自由である事を放棄したくなるような世界が[すばらしき世界]だろうか? キレやすい男、三上は困っている人を見捨てられない優しい男でもある。 根は優しく几帳面な男が暴力の世界から抜け出せなかったのは、そこに自分の居場所があったから。人は心が安らぐ場所を選ぶもの。 レールを踏み外した者を疎外する社会は、不適合者を排除して理想社会となるのか? 規律と安定だけを良しとする世界は刑務所と変わりがないように思える。
眠る山猫屋
4.0
うんざりしながら三上に付き合う。短気で暴力的で自己中心で世間知らず(まぁこれは仕方ない)な男。それでも手を差し伸べてくれる、暖かいだけじゃない仲間たちにも事情があり、誰だって守るものがある。 三上が自身を見詰め直した時、世界は素晴らしい青空を見せてくれたような気がした。 六角さん北村さん、仲野太賀さん、良かった。安田成美さんの電話、素敵過ぎた。 空は広いんだ。
亮一
4.5
パーフェクトデイズの役所さんに魅せられ すばらしき世界を鑑賞 思った通り魅了されました。 役所さんの演技はもちろんの事 出所した三上を心から支援する周りの人たちを演ずる役者も素晴らしい😀 黄色い自転車をプレゼントされ無邪気に自転車に乗る三上が微笑ましい。 教習所で手を大きく振る姿 名前を呼ばれて大きな声で返事をする 刑務所の習慣からか おもわず笑ってしまった。きれそうになったら私たちを思い出すのよと梶芽衣子 みなさんの顔に泥を塗る事はしないと誓う三上 弱いものがいじめられきれそうになるが我慢する😣そこはきれないまでも何かやって欲しかった、そんなもどかしさも表現してた役所さん やはり役所広司 魅力的な役者である。
Tsukky
3.5
観終わって余韻の残る、考えさせられる作品でした。 役所広司さんの演技が上手すぎて、鑑賞中は本当に三上という人間が出演していると錯覚するほどでした! 自分はこの話を三上という少年が大人になっていく話だと感じました。母親を探し求めてたり、すぐにカッとなったり、それでも周りの人間から大切にされたり、とまるで1人の少年のように感じました。 そんな少年が社会で生きていくために、逃げる事や受け流すことを覚えて、大人になる話だと思いました。 「すばらしき世界」という題は、みんなが大人になって、見て見ぬフリして生きている社会って本当にすばらしき世界なの?というアンチテーゼではないかと思いました。 今年に入って本作+「ヤクザと家族」と元反社の社会復帰の難しさを描いた作品が2作も公開されているのは面白いですね!
wishgiver
3.5
役所広司、仲野太賀の熱演で泣けるシーンもあるけど、いかんせん山本賢治相手では分が悪すぎる。 役所広司演じる三上正夫のキレっぷりに共感できないし、リアリティも感じられないし、稀代の傑作の後では流石の西川美和作品も太刀打ちできない。 決して悪くはないけど、公開時期が『ヤクザと家族』と被った不運。 比べちゃいけないと思いながら観たけど、『ヤクザと家族』のリフレインに勝てなかった。 下稲葉組 組長の妻を演じたキムラ緑子の迫力とセリフが一番光る。 結論:観るなら『ヤクザと家族』の前に観ましょう。 2021.2.15@AC津南
シゲ
4.0
木場で鑑賞 ・役所広司はもちろん、仲野太賀始め三上の回りの人達の演技も良かった。 ・北村有起哉が、本作と近いテーマを扱っている「ヤクザと家族」では暴力団の若頭、本作ではケースワーカーと逆の立場で出ていたのも面白かった ・シリアスな題材だが、笑える描写も入っていてバランスが絶妙 ・色々圧し殺しながら過ごさなければならないが、少しの優しさや希望もある。「すばらし世界」は、一面的ではないこの世界に対する皮肉のように感じた。 ・三上は生き難さを感じていたと思うが、少しずつでもあのまま前に進んで欲しかった…
きなこ猫
4.0
幼い頃に母親に捨てられた元・殺人犯の三上は人生の大半を刑務所で過ごしてきた男であったが、出所してからは周囲の人々の温かい支援もあり、懸命に社会復帰を果たそうとする。親切とは親を切るという意味ではない。彼らのようにその人の身近に寄り添い、行き届くようにするというのが本来の意味である。三上も今度こそ心を入れ換えて、堅気以上の真人間にならなあかんよな。終盤、彼が一目だけでも自分の母親に会いたいと生まれ故郷の施設を訪ねる場面がある。どんな酷い仕打ちをされても、子は親との縁を切ることができないんだな、と思わずにはいられなかった。
まじママんじ🍀
4.5
何か考えさせられる作品でしたぁ🤔環境で人格は左右されると思うけど、どんな環境で育つかは自分で選べないものね…せめてその環境の中で『普通』だけでも学べないと社会に適応出来ないし…『臨機応変』が出来ればもう恵まれた人生なんでしょうね( -_・)?猫被るのが当たり前で純粋に言動に出すのが間違い…の現代なんかなぁ、ホッと出来るのは家族だけ🤔?それはさておき、役所さんにドンピシャな役柄でリアル感あったー、怒鳴り声が凄いドスだっΣ(*゚Д゚*)
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