スーパーノヴァ
Supernova
2020 · ドラマ/ラブロマンス · イギリス
93分
© 2020 British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Supernova Film Ltd.



ピアニストのサム(コリン・ファース)と作家のタスカー(スタンリー・トゥッチ)は、ユーモアと文化をこよなく愛する20年来のパートナーだった。ところが、タスカーの抱えた病が、かけがえのない2人の思い出と、添い遂げるはずだった未来を消し去ろうとしていた。大切な愛のため、それぞれが固めた覚悟とは……。
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ぽょん
4.0
あっという間の1.5h、、、 え、まだ30分くらいじゃないの!? って思った笑 愛するが故に 辛くて死にたい彼と、 死んでほしくない彼の葛藤は 見ていて辛い...
みゆ
4.0
イギリスの壮大な山々と美しい湖を舞台に、 必要最低限の台詞と音楽のみで魅せる とある同性カップルの苦悩と葛藤、 そして深い深い愛情の物語。 切なくて、苦しくて、 底抜けに美しい愛の話に涙が止まらない。 自分の一番良い時期の姿形を記憶して欲しい、 全てを忘れて変わっていく自分を見て欲しくない、 なにより自分のために悲しんだり苦労したり後悔して欲しくないというタスカーの気持ちが嫌という程伝わってもうボロボロです。 そしてそんなタスカーを支えようとするサムの優しさと脆さ、どちらも本当に愛おしく見えた。 私も同じ病に晒されたら、 タスカーと同じ選択をすると思います。 今の日本では許されないと思うけど… そんな、 性別関係なく、 普遍的なテーマを扱った今作、 どなたが見ても何かしら心に響くものがあると思います。 ◻︎ そして、 コリン・ファースとスタンリー・トゥッチ、 20年来の友人でもある2人なだけに、 ゲイカップルを違和感なく自然に演じていて素晴らしく感動したよ(ノД`)
星ゆたか
3.0
2022.12.6 イギリス北部ハイランドの湖水地方の美しい晩秋風景の中。 キャンピングカーでピアニストのサムと作家のタスカー、20年来のパートナーの二人旅が続く。 些細な口論さえ、いわば二人の日常のリズム。かってしったる思考の違いは、いつも“承認”の落とし所で次の状況“舞台”を迎える。 途中訪れた姉リリー夫妻が幼い娘と住むサムの実家でのサプライズ!。 数ヶ月前からサムだけには知らされず、彼らと昔からの懇親の仲間・夫妻らが集められパーティが設けられていた。 互いの近況を語り合い、それこそ二人の関係も承知の上で、無事の再会を祝福するのである。 作家のタスカーが用意した挨拶文をサムが代弁する。 その中で『知っていると思うが私は完治しずらい病で、日々記憶・行動に減退が見られ‥‥』の言葉があり、この旅は二人にとっても、ある覚悟を持つてのことらしい‥‥。 サムはタスカーの大切な物を入れてある古い木箱の中に、彼の遺文のような内容が録音された、マイクロカセットテープと劇薬を見つけ唖然とする。 ここでの映画の演出として。時間は夜。 画面手前にタスカーとリリー夫妻の娘とが、外のリクライニングチェアに横になり、満天の星を見つめながらの会話。 その背後のキャンピングカーの中のサムの姿。まだこの段階ではテープの内容は観客には知らされない。 タスカーが幼い少女👧にポツポツと、人生の深遠な教えを“星の消滅” 〈スーパーノヴァ〉に例えて話している所が、とってもいい❗ 『君の体を形作っているのはあの星✨のかけらなんだよ。あの輝きは最後の爆発。そのかけらは長い年月をかけて宇宙を旅回り、その果てに我々の体にたどり着く。昔賢い人が言った。我々の周囲は無数の驚異であふれている。ただその驚異に無関心なだけだ。つまり問い続けることが大切だ。ママがあなたは質問ばかりってと!言っても質問を止めるな! 頭に浮かぶ疑問を大事にすること。 約束だぞ。』 「スーパーノヴァ」とは超新星★新星(NOVA)より星の進化の最後に起こる巨大な爆発💥 この映画では“死”に立ち向かうタスカーにその姿を暗喩している。 タスカーはテープに自身の意識と行動がまだ確かな内に、周りに迷惑を掛ける前に“死”を迎えたいと意思表示していた。 当然サムは最後まで自分が寄り添い面倒をみたいと思っているから、それは受け入れられない。怒りながらタスカーの手をとり、また彼と共に“尊厳死”をも考慮しつつ、なおかつ説得し続ける。 この二人を演じた名優は2001年からの親交のあった関係でお互い納得・希望の出演だったらしい。 コリン・ファースは英国人で、スタンリー・トゥッチは米国人。 共に1960年生まれ。彼らの演じた人物の年代もその位か。 監督のハリー・マックイーンは1984年生まれで、俳優から演出の方になっての本作二作目。脚本も同氏のオリジナル。 映画の印象として。俳優が顔見知りということもあり。 20年来のパートナー関係といっても若かりし頃の回想場面もないし、同性愛関係というより兄弟、親しい友人が家族のような立場になった感じだ。 しかも性欲の強い年代でもない上に。さらに周囲の人達も彼らを認めていることもあり。社会の批判の眼差しもこの映画の世界ではとりあえず無いので。 ここは〈死〉に向かう時の人と人との関係。互いの心の持ちようを描いた映画という感想だ。 ただそうはいっても現実問題として。 社会医療の所ではいわゆるパートナー制度の同性婚の法令などの扱いの上で、まだまだ国や状況による問題も存在することは、この映画の外・後の世界のこととして認知しておくべきだろう。
wishgiver
4.0
コリン・ファースとスタンリー・トゥッチと風景に尽きる! 二人の神演技と、お互いを慈しむ様子の脚本が素晴らしくて、ありふれたテーマでも見応えのある作品に仕上がってます。 実生活でも20年来の親友ならではのコンビの安定の演技も小道具他美術も至福でした。 2022.10.2@Amazonプライム
cocoa
4.0
原題の「Supernova」は「超新星」の意味。 宇宙のはるか遠くで爆発した無数の惑星から降り注ぐ物質によって人間の体は形成されている…そんな逸話から。 近い未来に命を失う一人の男のさみしさや威厳を感じる上質な作品でした。 20年来の付き合いになるゲイカップルのサム(コリン・ファース)とタスカー(スタンリー・トゥッチ)。 タスカーの病が深刻になり、2人はキャンピングカーでイギリス北部、湖水地方に旅に出る。 自分の正常な姿があるうちにこの世を去りたいタスカー。 一方のサムは「ずっと一緒にいたい」と望む。 そんな2人の心の機微を描いたヒューマン映画です。 テーマは最近良くある「尊厳死」ですが演じる2人の気持ちの描写が心に響いてきました。 ピアニストのサムと作家のタスカー。 それぞれ充実した20年間を過ごしていたことがわかる。 ハンドルを握るサムと助手席に乗るタスカーのたわいないやり取りや軽い口論。 そして必ずサッチャー批判も入れるのですね。 ゲイカップルに対する矯正云々の政策も遠い過去ではない。 しかし2人は周りの家族や親友に理解されながら幸せに過ごしてきたのです。 タスカーの病は「認知症」。 サムと2人で様々な文化を楽しみ充実していた彼にとっては記憶や尊厳が失われる事が耐えられない。 サムがタスカーのノートを見つけて開いたシーンはたまらなかった。 小説家として美しい筆記体で書かれたノートは段々と文字にならなくなっていた。 そんなタスカーが「Dear SAM」と何度も何度も書いてある紙片…涙が出そう。 タスカーの覚悟を知ったサムが、それでもずっとそばに居たいと願う気持ちはわかる。 そしてタスカーの気持ちも充分にわかる。 ラストは観る者に委ねた印象。 映画のファーストカット、裸で抱き合うようにベッドに眠るシーンを思い出してしまった。 今作のお二人は実際も20年来の親友。 始めは演じる役が反対だったそうですが、自然とこのサムとタスカーのキャストになったらしい。 コリン・ファースの相手を心配する姿や、どこか品があって(病気のために)弱さのあるスタンリー・トゥッチ。 初老のゲイカップルを見事に演じた役者魂を感じました。 思い出を辿る湖水地方の風景も美しく、哀しいけれど素晴らしい作品でした。
Takmaaaaani24
3.0
「君を忘れていく僕を、君に記憶させたくない」というのは愛している故に思う悲しさですよね。パーティーでのスピーチ、グッと胸に刻まれたなぁ…。過去の思い出の数々が、二人の永遠の愛を未来に紡ぐという、強い想いを感じさせましたね…
なでかた
3.5
つらいね、でも素敵です、
太郎ねこ
3.5
見た目は同じでも記憶を失っていく今の自分はもう彼に愛された自分ではない 失って悲しいのならそれは良きものということ (きみを誰だか分からず見つめる私など知らなくていいから)元の私を覚えていてほしい この辺りの台詞がグサグサ刺さった。 もう時間のない二人のお互いを想う気持ちが、全編通してもの切なさをより強く醸し出していた気がする。 最後の窓辺の逆光ををバックに二人のシルエットが浮き出てくるカットは美しかった。 物書きのタスカーの手書きのノート、だんだん文字がハッキリしなくなって、ページいっぱいに書かれていた文字数が減って、空白のページ、書いた文字を塗り潰すページ、破られたページ、と続くのが彼の苦悩を表していて凄い。 コントロールできるうちに死にたい、愛しい人に負担をかけたくないタスカーの気持ちも、最後まで添い遂げてみせる、耐えてみせると涙ながらに言ってみせるサムの気持ちもどちらもつらい… パーティーでのスピーチ以降はぐずぐずのべしょべしょになりながら観た。 サムが寝てた小さいベッドで二人一緒に眠るシーンは可愛かったな。落ちちゃうところで劇場に笑いが沸いた。
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