トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
Trumbo
2015 · ドラマ · アメリカ
124分



第二次世界大戦後、共産主義排斥活動“赤狩り”が猛威を振るうアメリカ。その理不尽な弾圧はハリウッドにも飛び火し、売れっ子脚本家ダルトン・トランボ(ブライアン・クランストン)は、議会での証言拒否を理由に投獄されてしまう。やがて出所し、最愛の家族の元に戻ったものの、すでにハリウッドでのキャリアを絶たれた彼には仕事がなかった。しかし、友人にこっそり脚本を託した「ローマの休日」に続き、偽名で書いた別の作品でもアカデミー賞に輝いたトランボは、再起への歩みを力強く踏み出す……。
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キャスト/スタッフ
レビュー
30+挿入曲情報

Curriculum Vitae

Buddy’s Dilemma

Trumbo Goes To Prison

Family Reunion

A Script For the Kings

The Glow Worm
星ゆたか
4.0
2025.4.16 【ドルトン·トランボ】(1905.12.9~1976.9.10) ハリウッドで戦前から名脚本家(「恋愛手帖」40年アカデミー脚本賞ノミネート)と謳われながら。 《赤狩り》(第二次大戦後の冷戦を背景に.特にソビエト·中国の圧迫懸念に合わせた共産主義思想排除活動)によって仕事が出来なくなった人物の波乱に満ちた伝記映画。 原作.ブルース·クック。 監督.ジェイ·ローチ。 公開はドナルド·トランプが初の大統領に選出された2016年。 この年は私的には好きな映画がたくさん。 「ハドソン川の奇跡」「キャロル」「ブリッジ·オブ·スパイ」「山河ノスタルジア」「サウルの息子」「スポットライト」「ブルックリン」「ルーム」等のベストテンで本作は第4位だ❗️。 1947年10月に発令された〈ハリウッドテン〉のドルトン·トランボ氏は。 『共産主義者かどうか?』 『共産党員の名前をあげよ』 の召喚聴聞会出廷(19人)に呼び出され。 『言論の自由を制限してはならない』発言で。 《議会侮辱罪》を受けた10人の1人。 「ハリウッドの本流から排除された(嫌われた)のだ」 そこからこの映画史物語を紐解くと。 1950年6月ケンタッキー州アッシュランド連邦刑務所に収監され。 そこでは、模範囚として一年刑期を2ヶ月減刑されている。 このドルトン·トランボを演じたブライアン·クランストン(1956年3月7日生まれ)はアカデミー主演男優賞にノミネートされたが。その評判どうり。素晴らしい‼️。 彼の生涯の代表作の一つと言えよう。 物語は51年、郊外のゆったりした敷地にある自宅は売却する窮地に。 そこから家族は偏見に追われ、メキシコに滞在する事に。 家族と共に生活するため、B級映画脚本やリライト(手直し)仕事を精力的にこなし。 しかも複数の偽名で食い繋ぐ。 ただこの時期パラマウントへ。 イアン·マクラマン·ハンター(知人)の名前で。 あの世紀の名作オードリー・ヘップバーン.グレゴリー·ペック主演「ローマの休日」(53年ウイリアム·ワイラー監督)の脚本を売り。 これが大ヒットしたお陰で。 54年再び米国へ戻り、なおも“偽名”で仕事を続けられる事に。 その頃は妻や三人の子供の家族総出の協力のもとで脚本作り体制で応じた。 これは、無理難題の父親の言い付けも、日頃の彼の家族愛の信頼の賜物あっての事だ。 56年ロバート·リッチ(架空の名前)で書いた「黒い牡牛」がアカデミー脚本賞受賞し、家族共々大喜びだ。 57年3月の受賞式には(どこにもいない本人)、代理人が授与した。 こうした実績を重ねながら。 ❲ブラックリスト❳無効化活動も続けた。 そうして、「スパルタカス」(60年スタンリー·キュブリック監督)の脚本を主演のカーク・ダグラスに。 また同年「栄光への脱出」をオットー·プレミンジャー監督に。 各々リライト(手直し)依頼され手掛けた。 この頃にはその実績から、それまで散々、名女優ヘレン·ミレン演じる(実に肉々しく助演女優賞ノミネート)。 トランボの仇敵(赤狩り先鋒)ジャーナリストに。 『この映画の脚本は誰が書いた?』の懸念を、真っ向から振り払うかごとく。 ドルトン·トランボの実名で映画クレジットにあげる事になった。 またあの「スパルカス」の劇場上映には。 当時のケネディ大統領の実写“良コメント”映像も取り入れ。 ハリウッドテンメンバーの復帰情勢も描いた。 その後は「脱獄」「パピヨン」の脚本。 「ジョニーは戦場へ行った」(71年)は、元々小説を。 トランボ自身が戦前の39年に出版したもので。 それを脚本また監督も自ら手掛け念願の映画で。 結果、カンヌ国際映画祭で審査員グランプリを受賞し。 日本でも異例(作品内容も含め)の大ヒットしている。 ご本人は76年に心臓発作で70歳で、亡くなっているが。 その後「黒い牡牛」も「ローマの休日」も改めてアカデミー脚本賞を正式に授与された。 映画の中でも描かれた。 権力に負けず孤高の映画人として不屈の戦いを続けなからも、家族にも信頼があるから。協力も得て仕事を続けられたのだ。 しかもその独特の仕事ぶりとして。 タイプライターを浴室に持ちこみ。 湯船に浸かりながら脚本を作りあげてゆく様子も!?ユニーク。 また実名を上げた。 ハリウッド俳優歴史の一面も作品の特色で。 共産主義反対意向を早くから打ち出していたジョン·ウェインや。 あるいは途中から生きのびる為に、“裏切り発言をし”なければならなかったエドワード·G·ロビンソン等の苦渋もしっかりと描かれている。この辺も注目だ。
しむこ
3.0
どこが自由の国じゃ! それは今に続く。
maco
見ている最中
ハリウッドの赤狩りに興味があったので、観られて本当によかった。民主主義の国で思想の自由が認められないなんて、それでは独裁国家と変わらないではないかと思ってしまうけれど、これもそれほど昔の話ではないのだ。自分を曲げずに、強かに才能を発揮していくトランボの姿は哀しくも頼もしく、蔑まれながらも父親を支えた家族の苦労がしのばれる。私たちが歴史から学んでいますようにと祈りたくなる。
ボンゴレ
3.0
共産主義の脚本家トランボが、徹底的に共産主義者を取り締まる大戦後の自由がないアメリカで居場所をなくす。思想だけで投獄される不公平な時代にも関わらず、ローマの休日など大作を作ったトランボに感心するもそれを支えた妻や家族が凄いと思う。ブラックリストに載りながらも最終的には実力で黙らせた実話。
あっちゃん
3.5
『ジョニーは戦場に行った』や『ローマの休日』の脚本家ダルトン・トランボの波乱に満ちた人生を映画化。
美咲
3.5
予告を見た時点で自分の中でものすごくハードルを上げてしまっていたため感動が薄れてしまった。でも不器用ながらに家族を思っているダルトン・トランボの姿やいつまでも支えていた家族の姿がすごく印象に残った。
missdal
4.0
trumboさんは、今時にすれば、NPO活動しただけかな。出所してからの行動を見れば、究極のリアリストに過ぎないし。シンプルに言えば、時代に振り回された人生ってこと。 イデオロギーに支配された時代の話はいつ見ても、腹立つ。今も続いているとは思うけど。
たきゆか
3.5
大好きな「ローマの休日」の脚本を書いた方が、こんなにも大変な人生を歩んでいたなんて全然知りませんでした。アメリカって想像しているのより不自由な国だったんですね。
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