命ある限り(1955)
Solange du Lebst
1955
一九三七年、スペイン内乱のさなか。国民軍側のファン・デラ・エスコスラ大尉(L・アローヨ)の後を追ってトランバルからロッカビエハへ向った許婚者テレサ(M・コッホ)は、途中の山道でスペインの同盟国ドイツ軍と、人民戦線軍の空中戦に遭遇、彼女の目の前でドイツ・コンドル部隊の一機が撃墜され、残骸の傍に重傷を負ったパイロットのミヒャエル(A・ホーヘン)の姿があった。テレサは彼を岩穴の中に隠したが、自身は捜索隊に捕えられ、すでに敵手におちたトランバルへ連行された。