スペイン・バスク地方、ガストロノミーの中心地。ミシュランガイドに「レストランを超えた存在」と評され、2つ星を獲得した名門<ムガリッツ>の名前は、21世紀に入る頃から業界で大きな注目を浴び始めた。グラスなどを並べずアーティスティックなオブジェだけを載せたテーブル、カトラリーを排して手や舌を直接使って味わう料理店……。従来のレストランコードをこともなげに崩し、ゲストの好奇心を誘い、五感を研ぎ澄まさせ、独自の世界観で今までになかった食空間を生み出したムガリッツは、毎年11~4月の6か月間は休業し、この期間はスタッフ総出で新メニュー開発に専念する。その年に誕生した料理が翌年以降に提供されることはなく、革新的なメニューはつねに更新され続ける。そんな異端の名門ムガリッツの革新的な厨房にカメラが潜入し、研究開発チームやシェフたちが実験的な料理を作り上げるメニュー開発の様子に密着する。この年、オーナーシェフであるアンドニ・ルイス・アドゥリスから出されたテーマは“目に見えぬ物”。果たしてアンドニの哲学はどのようにして“皿”に並ぶのか……。
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