大日本チャンバラ伝

大日本チャンバラ伝
1965
83分
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馬之助を団長とする“中村馬之助一座”はどこへいっても不入り続きで、今では呼んでくれる土地もなくなってしまった。しかし馬之助の奔走で、やっとある村の“大黒座”という芝居小屋で興行することになった。が、その夜から一座に大騒動がはじまった。文芸部員兼演出家の花山は、見習いの三吉と芸術的大激論、馬之助の女房・トマトは、娘のリンゴを歌手に仕立てようと横車を押し、大道具方の太作は浪曲入りの芝居でないと仕事をしないとごね、女形の大根、ラッキョ、カボチャは役のとりっこ、牛五郎と女房・さといもはあいそつかして夜逃げの相談、赤ん坊をかかえたキンカンは給料の前借りを申し出て、てんやわんや。あきれ果てた小屋主は雨天を幸いに初日の興行を中止させてしまった。思いあまった馬之助は近くの劇場で昔の兄弟弟子・中江左智子一座が大当りしているのを知り、そっと舞台をのぞいた。これに気づいた左智子は、馬之助と恋仲だった彼女の妹が生んだ男の子有馬修と会わせた。修は今では中江一座のスターとなっていた。やがて混乱のままむかえた二日目、舞台は浪曲とミュージカルを合せたような珍妙なもの。ところが、ミュージカル組のポンやトマトなどの脱線ぶりが評判になり、ミュージカル組は大威張り。そんなとき修が一座に入ってきた。異母兄とは知らぬリンゴはそんな修に一眼ぼれ。やがて一座は次の巡業地にうつった。出しものは「恋の花咲く忠臣蔵」。ここでもミュージカル派と歌舞伎派が衝突し、遂に馬之助は一人孤立し、おりしも指名手配中の殺人犯とまちがわれブタ箱入り。これを知ってかけつけたリンゴと修は、今は事情も知り改めて父子涙の対面となった。仲直りした一座はにぎやかに舞台の幕を開けた。

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