高津川

高津川
2019 · ドラマ · 日本
113分
(C)2021映画「高津川」製作委員会
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平均3.6(13人)
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3.6
平均評価
(13人)
島根県西部を流れ、一級河川ながらダムが一つもなく、日本一の清流と謳われる高津川の流域。牧場を営む斎藤学(甲本雅裕)は妻を亡くし、母・絹枝(奈良岡朋子)、大阪から帰ってきたばかりの娘・七海(大野いと)、高校生の息子・竜也(石川雷蔵)の3人と共に暮らしている。地元の誇りである神楽の舞いは歌舞伎の源流ともいわれ、代々舞手が受け継がれてきたものの、今年舞手の舞台を踏む竜也が稽古をさぼってばかりで、学は自分の息子も多くの若者のようにこの地を離れてしまうのではないかと心配している。他の地方と同様に、高津川流域で暮らす人々もまた都会への若者の流出による人口減や祭りや技術の伝承の存続という問題に直面していた。そんな中、母校の小学校が閉校になるという知らせや、高津川上流にリゾート開発の話が持ち上がる。学の同級生で母親の介護をしながら老舗の和菓子屋を継いだ陽子(戸田菜穂)、寿司屋を継いだ健一(岡田浩暉)、高津川の清流で農業・養蜂をしている秀夫(緒形幹太)、東京で弁護士をしている誠(田口浩正)、市役所勤めの智子(春木みさよ)、主婦の久美子(藤巻るも)らが集まり、何をすべきか相談。高津川の恩恵や重要性は認識しつつも何が出来るか答えは出ないまま、母校最後の運動会に日本各地にいる卒業生を集めようという話になる。

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