マンディンゴ
Mandingo
1975 · ラ ブロマンス/アクション · アメリカ
127分



『絞殺魔』『ミクロの決死圏』の名匠、リチャード・フライシャー 監督がアメリカ最大のタブー・奴隷制度に深く切り込んだ問題作。1820年代の南部・ニューオリンズを舞台に、奴隷牧場を運営する一家の栄光と崩壊をスキャンダラスに描き出す。この情報は[マンディンゴ]に基づき記載しています。
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ざべす
5.0
めっちゃ面白かった!! 突然豹変するんじゃなくて、そういう人間だという描写がキチンとあったし、 積み重ねてきた(と思わせるものを)全てブチ壊したのは気持ちいいし、 「奴隷文化・黒人差別はよくない!!!」と安直に語る作品はあんまし好きじゃないんですが、説教くさくなくて自分には案外フェアに映ったのも良かった。 (たとえば「合成食物が完成された未来で、生物や野菜を食べることが可哀想な価値観」があったとして、未来人にとって私たちは野蛮に映るじゃないですか。 そんな風になんでも「この時代では当たり前のことだった」ということなんて多くて、その価値観を「悪」で切り捨てるのは思考放棄だなと) まぁ、そんな「時代だから」と描写した上で、でも個人でやらかしてきたことにはキッチリとオチて、シュールと笑いもあり…… あ!! この作品の良くない点見つけた!! 奴隷の実態がドギつすぎた上に、フィクションなしなんて言うもんだから、この作品の「笑い」が、「(人間として)笑っちゃいけない」になってるんだよね。 せっかく笑かそうとしているシーンがあるのに、殺してしまってるなと。 だから感想も「過去にこんなことがあったなんて…未来にも伝えていかなければ」みたいな社会の教科書みたいなのが多いのは、実は制作者の意図には反してるとは思う。 製作陣的にはもっとタランティーノ的なつもりだったと思う。 しかしこれで「笑え!」は、人間性を疑われるんだ…!!!!(面白かったです)
うにゃ
4.5
ネタバレがあります!!
dreamer
4.0
"アメリカ南部の奴隷制度に潜む、階級社会と人間、その文化的な歪みを描いた問題作「マンディンゴ」" このリチャード・フライシャー監督の「マンディンゴ」は、アメリカ最大のタブーである、アメリカ南部の奴隷制度の闇へ切り込んだ、衝撃の問題作だ。 "もうひとつの風と共に去りぬ"と、公開当時の宣伝文句で言われていたように、あの映画史に燦然と輝く、不朽の名作「風と共に去りぬ」の裏側に隠された、アメリカ最大のタブーである、アメリカ南部の奴隷制度の実態を暴いた作品だ。 1808年の奴隷輸入禁止令により、黒人奴隷を牧場で飼育して、売買し始めたアメリカ南部。 その中の、ある一家を舞台にして斜陽化する白人と、権利に目覚める黒人階級の葛藤、人種を超えた男と女の愛や憎しみなどを、これでもか、これでもかという刺激的な場面の連続の中に描き出していくのです。 とにかく、この映画はアメリカ史の恥部と言われる、黒人奴隷たちの受難の様をショッキングな映像と共に描いていくわけですが、彼ら黒人たちは、もちろん人間として扱われることはなく、ローマの剣闘士さながらの闘う奴隷であり、性的な玩具であり、農作機械であり、果ては主人の足の神経痛治療のための人間アンカであったりしたのです。 残酷な見世物的なシーンの連続で、アメリカ南部の黒人奴隷制度の悪を告発するというより、残酷が興味本位に流れ過ぎているという感がなきにしもあらずですが、これは考えてみると、映画というものの、自己の犯した悪さえも、一種の見世物にしてしまうという、商業主義的なたくましさのなせるワザなのかも知れません。 そして、この事は製作者がアメリカ人ではなく、イタリア出身の大プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスであった、という事と関係しているのかも知れません。 マンディンゴという"良質"な黒人奴隷種で、賭け闘技の戦士になる若者を、元ボクシング、ヘビー級チャンピオンのケン・ノートンが演じていますが、彼の屈強な肉体が、奴隷たちの"不屈の魂"といったものの存在感を見せているのだと思います。
えびちゃん
3.5
登場人物全員クズ。マディ・ウォーターズの歌はよかった。マンディンゴって初めて知った。黒人の中でも序列があるのね。
ご自由さん
3.5
町山の解説入りで良く理解できた。奴隷制を綺麗事でなく、恥部として捉えている。人間とは結構、今の環境のなかに生きているものだと感じる。今が普通で正しいものなのだと。
松井
4.5
風と共に去りぬへのアンチテーゼ酷いエグい話
ふぃらい
4.0
ネタバレがあります!!
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