キル・チーム

アンドリュー（ナット・ウルフ）は正義感と愛国心に燃えアフガニスタンに渡ったが、現地では地元住民を取り調べるばかりの退屈な日常を送っていた。しかし、地雷を踏んで爆死する上官の姿を目の当たりにして、自分が常に死と隣り合わせの場所にいることを思い知る。代わりの上官として、歴戦の猛者として名高いディークス軍曹（アレクサンダー・スカルスガルド）が赴任してくる。誇り高き軍人として力が支配する男たちの世界を体現するようなディークスに出会い、アンドリューの士気は高まっていく。しかし、ディークスは治安を守るためと称して証拠もなく民間人を殺害していることを知ってしまう。それでも彼への畏敬の念を捨てきれないアンドリューは、良心の呵責に苛まれていく。一方、ディークスは異変に気づき、アンドリューの忠誠心を疑い始める。事態が刻一刻と悪化するなか、最後の決断を迫られたアンドリューは……。