軍楽隊の隊長バーネブッシェ(グスタフ・クヌート)の一人娘マルガレーテ(ルート・ロイヴェリック)は若く美しく、そしてトランペットを吹くのが上手だった。恋人のカール(ハリー・マイエン)は飛行機に夢中。それが不満の彼女はとうとうベルゲン中尉(クラウスユルゲン・ヴッソウ)と結ばれてしまった。第一次大戦が終って、マルガレーテとベルゲンの夫婦はベルリンに向った。そこでは娘のウルズラがひとりで勉強を続けているはずなのだ。ホテルへつくと、カールがやってきて、三人は旧交を暖め合った。さて、ウルズラは……とさがしてみると、彼女はキャバレーでトランペットを吹いていることがわかった。翌日、二人の娘のアパートを訪ね、ウルズラがピアノの上手な青年ビリーを愛していることを知る。マルガレーテは結婚なんて無意味だというハリーを説得し、結婚にふみ切らせてしまう。第二次大戦が終った頃、すっかり年をとったマルガレーテとベルゲンは孫娘のリタとともにせまいアパートに住んでいた。母親と同様にトランペットのうまいリタは仲間と一しょに焼跡で練習し、マルガレーテもエンジン付きのボロ車でそこに向うのを日課にしていた。ある日、その車に目をつけていた闇屋にたのまれてマルガレーテは接収されていた家から鞄を一つ持ち出した。ところが、その中には盗品の国宝が入っていた。おかげで大へんな大さわぎ。結局、一家そろって留置場入り。妙なところでメンバーがそろったわけである。それもやがて誤解とわかって、一家は釈放される。ベルゲンが妻のマルガレーテに言った。--やっぱりお前が一ばん素晴らしい……。
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