石の降る丘

石の降る丘
2010
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かつて雨の降らない村だった安吾村は、高名な雨乞い師によって干ばつから救われた。だが、ある事件をきっかけに雨乞い師は村人に殺されてしまう。その日から村には雨が降り続き、村の全てを流し去ってしまった。雨乞い師の祟りだと思った村人は、雨乞い師が大切にしていた像をご神体として祠を建てて祀る。その後雨は止んだが、以来雨が降ると必ず石が降ってくるようになり、それを恐れた多くの人々は村から離れ、いつしか安吾村は限界集落と呼ばれるようになった……。津村外史(古川雄大)が東京から故郷の安吾村に戻ると、村では異変が起こり始めていた。いち早くその異変に気づいた外史の幼馴染み、石川修治(佐々木喜英)とその妹、初代(中島愛里)が祠に駆けつけると、村人達によって大切に守られてきた祠は何者かによって荒らされ、ご神体が消え去っていた。降り止まない雨。落ちてくる石。更に迫り来る致命的な事態。これは男色であった雨乞い師の祟りだという老婆は、神の怒りを鎮めるために童貞の男を捧げなければならないという。そこで村人の中から外史と修治が選ばれ、生け贄として丘に埋められてしまう……。

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