危険なメソッド
A Dangerous Method
2011 · 伝記/ドラマ/ラブロマンス/サスペンス · イギリス, ドイツ, カナダ, スイス, アメリカ
99分



1904年。29歳のユング(マイケル・ファスベンダー)は、チューリッヒのブルクヘルツリ病院で精神科医として働いていた。精神分析学の大家フロイト(ヴィゴ・モーテンセン)が提唱する“談話療法”に刺激を受けた彼は、新たな患者ザビーナ(キーラ・ナイトレイ)にその斬新な治療法を実践。間もなくユングは、ザビーナの幼少期の記憶を辿り、彼女が抱える性的トラウマの原因を突き止めることに成功する。しかし、医師と患者の一線を越えてしまった2人は、秘密の情事を重ねるようになり、ザビーナを巡るユングの葛藤はフロイトとの友情にも亀裂を生じさせてゆく。貞淑な妻よりも遥かに魅惑的なザビーナとの“危険なメソッド”に囚われ、欲望と罪悪感の狭間で激しく揺れ動くユング。やがて彼は、自分自身も想像しなかった痛切な運命を辿ることになるのだった……。
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ジュネ
3.0
ユングとフロイトの間に生まれた確執には、実はザビーナという一人の女性が関係していた…という、ユングの死後に発見された手記を基に描かれた映画です。本作はとにかくキーラ・ナイトレイの一人舞台といっても過言ではなく、冗談抜きによくこんな役を引き受けたなと思ってしまうほどです。 ザビーナは今で言う『ヒステリー』に苦しむ女性で、叫び喚いて奇抜な行動を取り、顔面や体がひきつってアゴが前に突き出てしまうのですが、これを100%本気で演じきったキーラ・ナイトレイには拍手喝采。一方でストーリーの方は全員が心理学の虜だからか、顔を合わせる度に小難しい議論ばかりが繰り返され、少々難しくてついていけなかったです。 ただ、性欲に対する抵抗を主張するユングその人自身がザビーナとの恋に溺れていく様は、見ていて皮肉であり悲劇的でもあり…決して手放しで誉めるような映画ではないものの、深い余韻を残す一作でした。
sawa
3.0
1904年のチューリッヒ。精神科医のユング(マイケル・ファスベンダー)の元へ、重度のヒステリー患者のザビーナ(キーラ・ナイトレイ)がやって来る。惹かれ合う2人の関係や、ユングとフロイト(ヴィゴ・モーテンセン)との関係を描いた、事実に基づいた作品。 キーラ・ナイトレイが、ヒステリーの症状を表すために可愛らしいt顔を歪ませ、おっぱいは出すし、お尻は叩かれるし、大分思いっきりやっててびっくりしました。 知識がないので、ユングがこんなにしょうもない人間に描かれているのもびっくりでした。なかでも、ザビーナに誘惑されている事を学者であり患者のグロース(ヴァンサン・カッセル)に相談し、彼からけしかけられると、「あいつのいう事って説得力あるんだよなぁ。危険な男だ」とか自分に言い訳しながらザビーナの元へ行っちゃう所。 後に決別するフロイトに対しても、やたらと妻の裕福をひけらかし、豪華な自宅を見せびらかし、アメリカに向かう船は自分達だけ一等客室を予約するなど、とても嫌な感じ。あと、フロイトの家の夕食で、お肉っぽいおかずを大量に取る場面も印象的でした。 病院でのザビーナの扱いが、とても優遇されているように見えて(清潔、敷地内の移動は自由)、他で観る昔の精神病院のイメージとは全く違い、これは彼女の家がお金持ちだからで、庶民だったらやっぱりひどい所に入られて辛い思いをしただろうと切なくなりました。
ゆか
4.0
映画館、字幕にて。フロイトとユングの有名なエピソードが盛り込まれていて、かつふたりの関係性を描く部分が面白い。コントラストの効いたふたりが友情を深めていくシーンでも、後に決別にむかう気配を感じられて展開が上手い。精神分析の礎を築いた彼らが徐々に不安定になっていく様子もとても良かった。ザビーナを演じたキーラ・ナイトレイの体当たりの演技は素晴らしかった。
いやよセブン
3.0
ユングのところに患者ザビーナ(キーラ・ナイトレイ)がやってくる。 父親との関係やマゾヒズムなどを克服して全快、ザビーナは医者を目指し始める。 ユングは心理学の大家フロイトと交流を深め、フロイトからは後継者とまで言われる。 しかし、ユングは美しい妻がいるにもかかわらず、ザビーナと関係を持ってしまい、関係を断ち切るためフロイトに相談するのだが・・・。 監督はデヴィッド・クローネンバーグで、ねちっこい演出は健在。
油麻
3.0
2022/2/28 いいとこ ・ユングとフロイトの確執に関する伝記モノとしても面白いし、単純にユングという1人の冷淡な心理学者が徐々に壊れていく様を描いた人間崩壊モノとしても観れる。 ・ザビーナ役のキーラナトレイの怪演は半端ないって!発作シーンとかケツぶっ叩かれて興奮してるSMシーンはかなり入り込んじゃう。 上映時間が1時間40分と、割とタイトめな時間であるものの、基本的に会話劇であるためどうしても画が地味め。さらにユング達の会話も心理学の結構難しめな内容なので、「今何のことについて話しているのか…?」となる箇所がいくつかあった。 それから、これは実際に発見されたザビーナの手簡を元に作られた映画なので難癖になるかもしれないが、どうしてもユングがザビーナと関係を持つようになったプロセスが納得いかない。いくら美人とはいえ、ザビーナに言い寄られて、髭もじゃグロスにけしかけられたからといって患者と肉体関係になるのはどうなんだろう。それが史実だったとしてもこれは映画だ。できればユングがザビーナに心惹かれるシーンをさりげなくでも良いから入れてほしかった。あれではユングがただの尻軽オヤジにしか見えない。 ただその中にもいいところもある。 メインキャラ以外にはヴァンサンカッセル演じるグロスもなかなか良かった(ダーレンアレノフスキー監督のブラックスワンのルロイ役だったが、本作では髭もじゃで分からなかった。)。「医者として患者に好かれるには、患者の望むものを与えるべきだ。」とユングをけしかける姿はさながら旧約聖書の蛇や北斗の拳でシンを誘惑するジャギ様のようだ。髭もじゃの異常者だが、妙な色気があるし、説得力がある。 なかなか興味深かった。
ケロンボ
143
HIROSE
3.0
学問の形成の第一人者と呼ばれる人の、学問を進めていく苦悩と、1人の人間としての苦悩が描かれていて、全員の演技力は目を見張るものがあったが、ストーリーとしての起伏は少なく、面白いといえるものではなかった。考えさせられる部分はあった。
しじらみ
3.0
カウンセリングは基本前からのカットが採用されているが、珍しくキーラ・ナイトレイの背中を映したかと思えば「背中に感じるの」という台詞を言わせる律儀なつくり。
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