ゴリラは真昼、入浴す。
Gorilla Bathes at Noon
1993 · ドイツ
83分
ロシア占領軍少佐ヴィクトル(スヴェトザル・ツヴェトコヴィッチ)が病院から出てみると、自分の属する隊はすでに退却した後だった。だが彼はベルリンを去らず、この地を放浪するうちに、再開発中のこの都市の中心部が気に入り、自分に最適な場所であると感じる。自転車を乗り回したり、女の子(アレクサンドラ・ロウミグ)をナンパしたりと、ヴィクトルは気ままな暮らしを続ける。身分証明書も持たずにぶらぶらしてていた彼は拘置されるが、釈放されると故国へ帰るための自分の切符を売り払ってしまい、やがて武器の売買に手を染める。