荒れ果てた田舎の博物館にひとりの男が迷い込む。男はそこに展示されていたクロコダイル通りの古地図を眺め、覗き見式のキネトスコープでクロコダイル通りの模型を見る。機械仕掛けの模型はほこりと鉄さびで動きを止めていたが、男の垂らしたツバで作動を開始する。模型の中にいたパペットの男は、クロコダイル通りをさまよい、とある仕立て屋の作業部屋にたどりつく。当否を剥ぎ取られたマネキン人形の仕立て屋たちは、男の首をすげかえ、仕立て屋の紙で生の肝臓を丁寧に包むのだった。
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