8月の家族たち
August: Osage County
2013 · コメディ/ドラマ · アメリカ
121分



ある8月の真夏日、オクラホマの片田舎。父(サム・シェパード)の突然 の失踪をきっかけに、長女バーバラ(ジュリア・ロバーツ)、次女アイヴィー(ジュリアンヌ・ニコルソン)、三女カレン(ジュリエット・ルイス)の三姉妹が、数年ぶりに実家へ集まってくる。母・ヴァイオレット(メリル・ストリープ)は、重い病を患っているが誰よりも気が強く、いつでも真実を言うのが正しいと信じている毒舌家。一方、美人で聡明、母親譲りの気質を持ったバーバラは、夫(ユアン・マクレガー)の浮気と娘(アビゲイル・ブレスリン)の反抗期に悩んでいた。何事にも不器用なアイヴィーは、結婚もせず、地元に残って両親の面倒を見る毎日。婚約者を伴ってきたカレンは、ある不安を抱えていた。それぞれの家庭、夢、恋、そして自分自身、守るべきものがバラバラな家族たちが、激しく本音をぶつけあう中、数々の“隠しごと”が暴かれていく……。
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
「ぬけがら」都度課金開始✨
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
「ぬけがら」都度課金開始✨
星ゆたか
3.0
2024.9.22 原作戯曲はピュリッツァー賞とトニー賞のW賞受賞。 トレイシー·レッツ(1965.7.4生)が本作も監督ジョン·ウェルズ(1956.5.18生)と共に脚本を。 ブロードウェーで2年で648回公演おこなったという人気ぶりで。 日本でも2015年に母に麻実れい、長女に秋山菜津子で舞台化され。 なんと3時間半近い興行も人気だったそうである。 映画ではその母にメリル·ストリープ、長女にジュリア·ロバーツを配して長調発しの激論(時に組んず解れず)を展開する。 結論の白黒をはっきりするまで討論(ディベ~ト:自分を主張し相手を論破)する欧米人と。 曖昧にぼかし愛想笑いで、その場をやり過ごしがちな日本人との違いも。 こういった家族劇に見られる特色の1つかも知れない。 しかしこの映画キャスティングがとても豪華で。 失踪し自殺死するメリルの夫にサム·シェパード。 別居中の長女ジュリアの夫にユアン·マクレガー。 その娘はアビゲイル·ブレスリン。 二女にジュリエット·ルイス。 これから結婚する男と連れ添ってやってくる。 三女はジュリア·ニコルソン。 彼女が愛する叔母の息子役にベネディクト·カンパーバッチ。 叔母にマーゴ·マーティンデイル。 その夫にクリス·クーパー。 名前から顔が想像出来ない場合でも、見てたらすぐ納得する役者揃いだ。 父親が失踪したと連絡があって、暫くぶりに乾燥した暑さの8月のオクラハマの田舎の実家に集まった9人の親族と。 実家の家政婦(ネイテイブアメリカン)。 ほとんどが室内のむさ苦しい会話劇なので。 映画では時折、外の広々とした平原風景が入るから。 少しは息つぎができるけど。 それでもなお、結局息苦しくなるくらいだから。 劇場の狭い空間に舞台上の役者と共に。 逃げ場のない所に押し込まれる観劇では、相当なもんだと思われる。 母親は大量の薬に頼りきってる中毒状態で。 意識もうろう思慮薄弱、足元も定かでないが。 持ち前の毒舌は健在で。 これまでの家族内の確執も、特に長女を先頭に激しく内在していて。 時にある瞬間、各自の内面に蓄積された鬱憤は。 何かの拍子に触れ破裂すると、収まるまで誰も手がつけられない。 長女は家族には夫と別居中とは知らされてなく。 更に反抗期の14歳の娘は“薬”にもはまり始めている始末で手に負えない。 三女は母にいい男に出逢う為にと会う度に説教されている。 いとことの恋愛は御法度と言われるが。 数年前、子宮筋死で手術して子供が出来ない身体だから、心配ないと。 しかし実は。 叔母夫婦の1人息子は。 姉の夫と叔母の不義の子で。 つまり三女の異母弟という関係の秘密も明かにされる。 父親の失踪後の湖水自殺の葬儀の後。 母親の今後について話される。 薬物中毒からの治療に施設入りは絶対嫌だと言う母。 家政婦と2人きりで、本当にやっていけるだろうか。 それぞれの思いを残しつつ。 身内9人はそれぞれ帰路に。
ボンゴレ
1.5
癌の妻バイオレットを残して夫ベバリーが自殺し、娘3人と親戚一同が妻の家に集まる。集まった家族は全て何らかの問題を抱えており、家族間のギスギスが絶えず続いて苦しく、常に誰かがいがみ合ってしんどい。病気で不安定な女を演じるメリルストリープとその他豪華俳優の演技は凄いがラストも孤独を感じて辛い…
bluewater
3.0
1度観た❗️メリル・ストリープが母親、ジュリア・ロバーツが長女❗️2024年10月に2度観た‼️
きんた
2.5
ジュリエット・ルイス出演。 ぐちゃぐちゃな3姉妹、更にぐちゃぐちゃに。 8月の真夏日。父親が失踪したと知らされ、オクラホマにある実家へ集まった三姉妹。真面目すぎて暴走しがちな長女バーバラと、反抗期の娘、実は別居中の夫。ひとり地元に残り秘密の恋をしている次女アイビー。自由奔放な三女カレンと、その不審な婚約者。彼らを迎えるのは、闘病中だが気が強く、率直で毒舌家の母バイオレットと、その妹家族。生活も思惑もバラバラな“家族たち"は、つい言わなくてもいい本音をぶつけあい、ありえない“隠しごと"の数々が明るみに。 メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツ、ユアン・マクレガー等豪華顔触れですが、私のお目当てはジュリエット・ルイス様。中々、主役級の映画は無い狩野ですが、いつものアバズレなアホ役な感じで出演しております。 で、この映画、何を言いたいのかが分かりませんでした。メリル・ストリープのムカつくババアの演技は凄まじいものでしたが、3姉妹それぞれの家庭の問題が浮き彫りにされ、解決には至らず終了です。 ラストには、母親の元から皆去っていきましたが、長女は戻るんじゃないかなーと思う今日この頃です。
Schindler's Memo
2.5
メリル・ストリープの「嫌なババア」ぶりが凄い。 冒頭からラストまで、これだけ愛すべきところが全く無いというのも珍しく、このように徹底されるともはや「あっぱれ」である。 ファミリー・ドラマであるのだが、総じて女性群に問題のある気性が多く、それに比較すると男性陣は、寧ろさっぱりしているのが興味深い。特に、クリス・クーパーが良い味を出しており、意外な「男気」に情の深さを感じさせるところなど、流石だと思った。 ドラマは、中間部の「食卓」のシーンが圧巻で、この映画のハイライトであろう。淡々と始まった家族による葬儀後の会食が、寡婦たる毒婦の登場により、暗雲立ちはじめ、ついにはガラガラと瓦解するに至る過程は見事である。 ただ、決してスカッとする映画ではない。むしろ後味は悪く、結局何も解決していないとも思うし、よく考えてみるとつまり何を言いたい映画なのかも不明だ。「演技派の演技合戦中継映画」というところではないだろうか。
Sae Darcy
4.5
むちゃくちゃ大変なことばかり起こってすごくしんどい内容のはずなのに圧倒的な迫力とカオスさで逆に清々しくもはや突き抜けた明るさすら感じた。 見る人の置かれた状況によってはそのまましんどい映画になると思うけれど… 久しぶりにこんなに夢中になる映画を観た!
BB
4.0
うっとうしくそれでいて冷めた家族関係 家族といえど人間なのだな ひとりひとり違って一人ひとりすばらしい 大切なことを思い出させてくれる映画だった
よりこ
3.5
田舎の広い草原の「自由で不自由」な感じ、家の中の「窮屈で虚しい」感じを舞台にして、「愛してるから憎い」「大事だから壊す」「結びついてるから逃げる」っていう、ひとのこころの、ややこしーい、ドロっとした逆説が綺麗に醜く描かれてた。苦しいけど、生きねばなぁ。
さらに多くのコメントを見るには、ログインしてください!