デンジャー・クロース 極限着弾

Danger Close: The Battle of Long Tan
2019 · アクション/ドラマ/戦争 · オーストラリア
118分
© 2019 TIMBOON PTY LTD, SCREEN QUEENSLAND AND SCREEN AUSTRALIA
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1966年8月18日未明、南ベトナム。ヌイダット地区にあるオーストラリア軍司令部の基地を、ベトコン部隊が急襲。翌朝土砂降りの雨の中、ハリー・スミス少佐(トラヴィス・フィメル)率いるオーストラリア軍D中隊は、迫撃砲の発射地点を突き止めるため偵察に向かう。しかし、小隊に属する兵たちは平均年齢21歳の徴集兵で、経験が圧倒的に不足していた。素人同然の徴集兵を率いることに意義を見出せないでいた少佐は、オリバー・デビット・ジャクソン准将(リチャード・ロクスバーグ)に特殊部隊への異動を希望するが、却下されたのであった。第10、11、12の3小隊に分かれて前線を進むなか、ロングタンのゴム園に差し掛かると第11小隊がベトコン兵と遭遇。交戦となるがベトコン兵は散り散りに逃げていく。小隊はさらに前進するも、既にベトコン兵の大軍に囲まれていた。自らの命を顧みないベトコン兵は容赦なく機関銃掃射で襲い掛かる。四方八方から銃撃を受け、戦闘開始からわずか20分で28人構成の小隊のうち半数以上が負傷。味方からの応援部隊も近づけない遮蔽物の少ない森林地帯で、小隊は絶体絶命の状況に追い詰められる。ベトコン兵から放たれる機関銃の嵐のなか、少佐は、目前にいる敵へ後方から迫撃砲を撃つ極限着弾(デンジャー・クロース)を基地へ要請。それは味方に対して超至近距離で撃つことになり、小隊が全滅してしまう危険な作戦であった……。

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