『泣いてたまるか』のポスター

泣いてたまるか

1971
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基本情報

泣いてたまるか
1971
87分
運送会社の長距離トラックの運転手平山源太郎は、世話好きでお人好、三十九歳でいまだ独身である。彼は母親とみと二人暮しで、ときどき腹違いで調子の良いちゃっかり屋五郎が家に帰ってくる。ある日、源太郎は新潟の国道沿いで、男に乱暴されそうになっている娘弘子を助けた。彼女は、東京のキャバレーで働く友人を頼って家出を決意し、上京する途中のできごとだった。事情を知った源太郎は弘子を家に連れてくる。幸い母親も弘子の素直な性格を見ぬいてか、気に入った様子。こうして弘子は源太郎の家で暮すことになった。しかし、いつまでも迷惑をかけられないと思った弘子は、小料理屋に住込みで働くことを決めた。弘子に好意を持っていた源太郎は、小料理屋の主人が人一倍の好色家だと聞くと落着かず、弘子を訪ねるが、何を錯覚したのか、主人と大喧嘩、弘子の勤めをメチャクチャにしてしまい、果ては警察のご厄介になる始末。数日後、北海道から帰った源太郎は、運転手仲間の溜り場のスナックで働く弘子と再会した。このスナックは、源太郎のかつての先輩の未亡人道子が経営しており、弘子のことは母親が頼んだのだった。そんなところに五郎が帰ってきた。顔で笑って心で泣く源太郎の心境も知らず、五郎は弘子に近づきデートを申し込む有様。ある日、五郎は弘子が同郷の青年にホテルに連れ込まれるところを助けたのをきっかけに求婚したが、弘子は五郎とは単なる友達付合いだと思っていたので、益々源太郎の家に居ずらくなり、道子にだけ居所を告げて二人の前から姿を消した。源太郎は五郎をせめたが、五郎の素直な気持を知り、逆に応援を引受けてしまう破目になってしまった。数日後、源太郎は五郎の気持を弘子に伝えるうちに次第に熱して、自分の慕情を打明けてしまった。弘子も驚ろいたが、丁度、来合わせた五郎は「約束が違う」と怒り、打ちのめされた源太郎は家に帰って母親とも口喧嘩、はずみで「それじゃ、五郎と暮せ!」と捨てぜりふを残して家を出た。それから一年後、ダム工事で働く源太郎が久しぶりで家に帰ると、弘子がいた。弘子と五郎は夫婦になっていたのだ。泣きそうになる気持を押えて「よかった、よかった」と笑顔を作りながら、源太郎は工事現場へすごすご帰っていった。

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