Fukushima 50
Fukushima 50
2020 · ドラマ/パニック · 日本
122分
(C) 2020「Fukushima 50」製作委員会



2011年3月11日午後2時46分。マグニチュード9.0、最大震度7という日本の観測史上最大の地震が発生。これにより引き起こされた想定外の大津波が、“イチエフ”こと福島第一原子力発電所を襲う。浸水により全電源を喪失したイチエフは、原子炉を冷却できない状況に陥る。このままではメルトダウンが発生し、想像を絶する被害をもたらすことになる。1,2号機当直長の伊崎(佐藤浩市)ら現場作業員は、原発内に残り、原子炉の制御に尽力。全体指揮を執る吉田所長(渡辺謙)は、部下たちを鼓舞しながらも、状況を把握しきれていない本店や官邸からの指示に、怒りを露わにする。しかし、現場の奮闘もむなしく、事態は悪化の一途を辿る。原子炉建屋は次々と水素爆発を起こし、近隣の人々は避難を余儀なくされる。緊急出動する自衛隊。そして、“トモダチ”作戦の発動と共に米軍も動き出す。官邸は、最悪の場合、被害範囲は東京を含む半径250km、その対象人口は約5,000万人に上ると試算。それは、東日本の壊滅を意味していた。残された方法は“ベント”。いまだ世界で実施されたことのないこの手段は、作業員たちが体一つで原子炉内に突入して行う手作業だった。外部と遮断され、何の情報もない中、ついに作戦は始まった。皆、避難所に残した家族を心配しながら……。
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コウキマン
4.0
2020.11.15.181 2011年3月11日、東日本大震災。日本観測史上最大M9.0の大地震後、大津波が福島第一原発を襲った。“福一”は津波により、常用に次いで非常用電源までも喪失。これによりポンプで水を送り原子炉を冷やすことができなくなる。冷却手段を失った原子炉は温度が上がり続け、炉内は蒸気で満ち圧力が高く なる。このままでは原子炉が損傷して大量の放射性物質を撒き散らしてしまう。福一の技術者たちの脳裏にチェルノブイリがよぎる。この事態を切り抜けるには、すでに放射性物質が漏洩している建屋内に入り、圧力を抜くために手動でバルブを開くしかない。チェルノブイリに続き、東海村臨海事故(閲覧注意)が脳裏をよぎる。放射能濃度のアラームが鳴るなかを決死隊がバルブを開くために突入する。 結局のところ炉心融解(メルトダウン)はしたんだっけ?細部は忘れたけど、オーバーテクノロジーな原発が制御不能になったため、まさに決死の覚悟で日本を救うために働いた人達がいたことに、胸を打たれないわけがない。この映画を観たあと、福一関連の本を2冊購入。風化させてはならない大事件だと思う。 余談。ヨーロッパのサッカーリーグで活躍していたゴールキーパーの川島が「カワシマ、フクシマ」といった声援に対し、涙ながらに抗議していた姿を思い出した。 個人的には、原発は段階的に廃止してほしいと思っている。
セイクク
3.5
3.11東日本大震災での福島原発事故を取り上げた作品です。 まず初めに日本国民の1人として、東日本大震災で亡くなられた方へのご冥福をお祈りすると共に福島原発事故で尽力された作業員の方へ感謝の意を表させて頂きたいと思います。 正直作品としては5点、よくぞ制作して頂いたと思いました。 私達の「いま」があるのも劇中の方々が命をかけて奮闘してくれたからです。 では「映画」としてはどうだったか? 一言で言うと「浅い」です。 まず当時の民主党は無能対応満載だったと思いますが、劇中では良い部分の描写がなく描写不足で、中立性に欠けていると感じました。 だから総理や各大臣、武黒一郎の名前が劇中で出なかったのでは⁉︎と政治的なものを勘繰ってしまいます。 (例えば菅総理のハイパーレスキューへの無茶振り特攻指示とそれに応えたレスキューの方の決死の奮闘がなければ今の日本はなかったという事実も否定できません…全面的に無能で悪いは安易すぎます) 演技面や描写に関しては「チェルノブイリ」と比べると本気度に欠け、「シンゴジラ」と比べると緊迫感が足りないと言わざるをえません。 中盤までの演技がそこらで起きた事件レベルで、テレビドラマの事件とどれくらい深刻度が違うのか演技からは類推できません。 これは監督の責任でしょう。 そして1番の残念はどうせ作るならもっと深く掘り下げて欲しかった…です。 吉田所長の「功と罪」は最低限入れて欲しかったです。 「功」は現場に留まり命をかけて陣頭指揮を執った事、海水注入の判断等(実際はほとんど原子炉に届いていなかったとIRIDの発表がありましたが…)「罪」は2008年6月に社内土木調査から提出された津波対策必須報告に最終的に反対した主要人物の1人だった事。 吉田所長が原子力設備管理部長時代に補修や保守点検作業を大幅に削減し、コスト削減で評価されていたという事実にも触れて欲しかったと感じました。 厳しいレビューになりましたが、「チェルノブイリ」と比較して、なぜ評価が低いのか?何が足りないのか?社会派映画を作るにあたってもっと真剣になって制作して欲しいと切に願います。 ※この映画の椿プロデューサーの「実名にすると再現ドラマになる。映画=フィクションなので…」がこの作品の全てを物語っています。
ゆみりん~*
4.0
この映画は国内外でも多くの人に見て欲しい作品だと思いました。 キャストの皆さんの演技凄かったです。引き込まれていました。主役級の人がたくさん出演されていました。 わたしは大阪在住なので東日本大震災の時、関西ではなかなかない長い揺れにびっくりしましたがニュースで関東の地震被害の様子や東北の地震被害、津波の様子が映っていたのを見て愕然としたのを覚えています。 東電のニュースも見ていました。現 場の吉田所長のことも思い出しました。すごく頑張ってるんやと思っていましたが、この映画を観てもっともっと現場は緊迫していて命懸けだったんだと思い知りました。 冒頭から中盤まで専門用語が多くて解説テロップ入れて欲しいなと思いましたがそれ以降は何となく理解出来てきました。多分専門家が総理や内閣の人に説明しているのを同じように聞いてるからだと思います。 吉田所長のセリフに慢心という言葉が出てきました。ドキッとしました。日本国内いつまた大きな地震が起こってもおかしくない、自分もさらに気を引き締めようと思いました。 WOWOW録画視聴
てっぺい
4.0
【3.11を知る映画】 あの日福島原発で何があったのか、まさに命がけで大惨事を防いだ男達を知る、特別な存在価値のある映画。その臨場感もさながら、沢山の事実を伝える本作は、3.11と復興五輪を控えるまさにこのタイミングでこそ見るべき一本。 ◆概要 原作:門田隆将著ノンフィクション書籍『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』 監督:「空母いぶき」若松節朗 出演:佐藤浩市、渡辺謙、吉岡秀隆、安田成美 ◆ストーリー 2011年3月11日、巨大津波に飲み込まれた福島第一原発は全電源を喪失する。炉心溶融(メルトダウン)によって想像を絶する被害を防ぐため、伊崎利夫をはじめとする現場作業員や所長の吉田昌郎らは奔走するが……。 ◆感想 あの震災の最中で、報道では自分達に届かなかった原発の現場の人達、その命がけの選択と葛藤が胸を打つ。その事実を伝えるジャーナリズムとして、震災を風化させないフックとして、存在価値のある映画だと思う。震災の被害状況や原発の是非に無駄に触れず、うまく作った印象。 ◆ ◆以下ネタバレ ◆ ◆命がけ メルトダウンを止めるために、命がけで建屋に向かう作業員。ゴム靴も溶ける程の高温の中を、放射線を浴びながらバルブへ向かう。いかにそれが大変な事だったのかが伝わってきた。近隣住民が避難しようとも、現場を守り続けなければならない責任の重さ。責任者は俺だと、残した部下の元へ静止を振り切って戻る伊崎達の姿が胸を打った。 ◆対比 原発の暴走抑制と現場の命を最重要に考える所長と、俯瞰で見て判断する東電役員と首相達。これは極めて映画的な善と悪の対比であり、演出上、脚本上、誇張した部分もあるような気がする。そう思えるほど、あれが事実だとするならば、もはや罰せられるレベルの悪行だと思う。所長の言う通り、“だったら現場に来いよバカヤロー!”だ。(首相は現場に来て逆に迷惑だったが) ◆家族 伊崎と確執のあった娘・遥香。避難所で東電のジャンパーも着れない前田の家族。それぞれが抱える家族が描かれることで、前述の命がけであることの重みが一層増していたと思う。何気に伊崎の父が、厳格で寡黙ながら、クシャクシャな笑顔で伊崎を迎えた終盤のシーンには落涙した。 ◆風化 正直、原発が爆発した事も、記憶が薄れかかっていた。映像として目の当たりにすると、当時いかに自分が他人事としてそれを見ていたのか、恥ずかしくなる。この映画には、福島、ひいては東日本を命がけで守った50人の存在を伝えるジャーナリズムと、当時の現場の過酷さを伝え、震災を風化させない特別な存在価値があると思う。3月11日がまもなくやってくるこのタイミングで本作公開を設定した事は、間違いなくそんな狙いがあるはずだ。 ◆ 復興五輪を最後のメッセージに添えた本作。コロナウイルスで開催についてにわかに噂が出始めているが、是非この復興という意味でも、無事な開催に漕ぎ着けてほしい。 ◆トリビア ○新作の日本映画の中では初めて、ドルビービジョン,ドルビーアトモスを用いた制作作業を日本国内で完結した。ドルビーシネマでも上映予定。(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/Fukushima_50_(映画)) ○ 撮影は東京・調布の角川大映スタジオに中央制御室と緊急時対策室が細密に再現されて行われた。(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200307-00000003-ykf-ent) ○ 撮影は順撮り。監督は、出演者のひげがだんだん伸びて顔が汚くなり、疲労感が重なっていくところを狙ったと語った。(https://www.sankei.com/entertainments/news/200305/ent2003050006-n1.html)
chiemin(ぷあ48 改め)
4.5
消せない火は使っちゃいけない。 今まで私は原発にそのような思いを持っていました。 でも、消せない火を消そうと頑張る男達の姿を見て・・・ 人間は学習する生き物です。 失敗から学び、新たな失敗をする。 その繰り返しで人間はいつの日か消せない火を消せるようになる。きっと 映画は暗く絶望的な話でしたが、彼らの命懸けの努力を無にすることは絶対にしてはならない。また、新たな失敗をすると思うけど、諦めちゃいけない。諦めさえしなければ未来はきっとくるよ。 頑張った人達に心から尊敬と感謝
レモン谷
3.5
戦争はリアルタイムに知らないからなんとも言えないが、本件は報道を通じてリアルタイムに見てきてから、美化感が多少鼻につく。
montine🐈
2.5
あの日のことを思い出して鳥肌が立った 映画としてはよかったと思います
Jenny
1.5
先に観ていたHBOの『チェルノブイリ』が秀逸だっただけに、渡辺謙、佐藤浩一主演と聞いて嫌な予感はしていましたが、美化された脚本と演出が鼻についてどうも好きになれない一本です。 何だか東電のプロモーションビデオの様な責任転嫁ぶり。(こんな地震大国日本において、海の真横に原子炉を造っておいて、予想以上の津波が〜、、って言われたら吐き気を催すレベルで困惑しますよ。なのにまだ日本では5基ほどの原子炉が稼働中とい う現実、、。) 当時の総理の名前を出さないところからも分かる様に、不都合な所はバッサリカットしている感が強く、当時目にしていたニュースの報道内容とも相違する部分が多い為、その辺りの事情も掘り下げる必要を感じました。
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