ミリオンダラー・ベイビー
Million Dollar Baby
2004 · ドラマ/スポーツ · アメリカ
132分



トレーラー育ちの不遇な人生から抜け出そうと、自分のボクシングの才能を頼りにロサンゼルスにやってきた31歳のマギー(ヒラリー・スワンク)。彼女は、小さなボクシング・ジムを経営する名トレーナーのフランキー(クリント・イーストウッド)に弟子入りを志願するが、女性ボクサーは取らないと主張するフランキーにすげなく追い返される。だがこれが最後のチャンスだと知るマギーは、ウェイトレスの仕事をかけもちしながら、残りの時間をすべて練習に費やしていた。そんな彼女の真剣さに打たれ、ついにトレーナーを引き受けるフランキー。彼の指導のもと、めきめきと腕を上げたマギーは、試合で連覇を重ね、瞬く間にチャンピオンの座を狙うまでに成長。同時に、実娘に何通手紙を出しても送り返されてしまうフランキーと、家族の愛に恵まれないマギーの間には、師弟関係を超えた深い絆が芽生えていく。
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
「ぬけがら」都度課金開始✨
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コウキマン
4.0
2020.5.22.093 ネタバレあり フランキーのボクシングジムにあるときマギーという女性が現れる。マギーはフランキーにしつこくコーチを頼むが、フランキーはそれに応えず。あるときフランキーが育てたボクサーが彼の元を去りタイトル戦で勝利しチャンピオンとなる。心境が変わったフランキーは、マギーのコーチを引き受けることを決意。二人三脚で次々とKO勝利を重ねる二人。しかしフランキーは、圧倒的な強さを持つマギーに対し「とにかく自分を守れ」としつこいほどにガードの大切さを説く。昔フランキーは戦友を失明させ選手生命を断たせてしまう過去を持っていたため、それがトラウマとなっていた。ある日マギーは“青い熊”と呼ばれる汚い試合をするファイターとの試合が組まれる。そこで悪夢が…。 ここからさらにネタバレです。 四肢麻痺状態となったマギーを毎日見舞い、懸命に支えるフランキーの姿に心打たれる。マギーは生まれつき貧しく、家族はマギーに対し愛情を持っていない。フランキーは離婚歴があり娘に週に一度届くことのない手紙を書き続けて、毎日教会に足を運 んでいる。そんな二人の強い絆が見ていて切ない。マギーの最期の願いと、それを叶えるフランキーの決断。とても考えさせられる。二人を見守り続けたモーガン・フリーマンの燻し銀すぎる演技が染みた
hanako
4.0
2021/10/2 モーガン・フリーマンが語る映画にハズレなし(今のところ)。声に不思議な力がありますね。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆【以下は結末に触れます】 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 胸糞悪い、2度と観たくない、バッドエンド等々、聞いていたけど。個人的にはハッピーエンドでは?と思った。 ボクシングを通じて描かれる師弟愛(そして擬似親子愛)。これは2人の魂の救済。死んだように生きるよりも、悔いのないように生きて死ぬことを達成して、一 種の清々しさのようなものすら感じた。(残される方は辛いけどね)
かみけん
4.0
「自分の人生に誇りを持ってますか?」 女性ボクサーと老いぼれトレーナーが手を組み、勝ち進んでいくことで、固い絆を結んでいくサクセスストーリー。作品を観るまではそんなイメージだった。 実際にみたら、とにかく深く、そして人生・生き方について考えさせられる作品で、観終わった後は、少し放心状態だった。 今の生き方に満足している人、物事に本気で挑んだことがない人に是非観て欲しい作品。”誇り”とは何かを学べると思います。
まじママんじ🍀
4.5
クリントさん&モーガンさんの素敵なおじ様コンビで最高~、新人女性ボクサーの才能に気付きそして育て上げていく…栄光の道へ乗ったぁ❗と気持ち良く観ていたのに…唖然(°Д°)こういう愛の形…何か尊過ぎる、自分がボスの立場だったらどうするだろうか…胸がキュッとする😣
アリちゃんパパ
4.0
安藤サクラの「百円の恋」と並ぶ女子ボクシング映画の双璧です。 それにしてもイーストウッド監督の作品は取り扱うジャンルがとにかく幅広い上、一つとして駄作がありません。本作もボクシングにのめり込んでゆく女性と老トレーナーの人間ドラマを掘り下げて描いていて、見事と言うほかはありません。 そして何と言ってもヒラリー・スワンク!その陰影に富んだ演技と本物のボクサーと言ってもおかしくないパンチの切れは何と素晴らしいことでしょう。彼女の生涯最高の仕事だと確信しているのは私だけ?
toa
3.5
さんざんアクションやサスペンス映画を観ているのに、ボクシングって苦手で、どうしても痛いのを観てられないんです。対戦シーンは半分目を手で覆いながら…うぅ、痛いぃ。 家族が酷すぎる。チャンピオンも酷すぎる。マギーとフランキーとスクラップと、それぞれの気持ちに心が押しつぶされそうだ。『ショーシャンクの空に』と同じで、モーガン・フリーマンのナレーションに助けられて見続けられた。 Mo Cuishle. イーストウッド、この人の描く血を超えた関係性に泣けちゃうんだよな。
Schindler's Memo
5.0
恐らく、ヒューマニズムの観点でのクリント・イーストウッドの最終回答であろう。重たいテーマを哀切で描ききったところが映画として完璧。 時間を忘れてドラマを観ていた観客は、ラストで席を立てなくなる。そんな映画だった。 ヒラリー・スワンク演ずるマギーは確かに女性であるのだが、フランキーにとっては息子なのだ。父は息子を育て、鍛え、守り、そして尊厳を守ったのである。「命の大切さ」などというオブラートに包まれた言葉では表現できない尊厳であり、ハリウッドが一貫して描き続けている「父と息子」の系譜に位置する傑作だと思う。
wishgiver
4.5
すごい映画です。 衝撃の結末を1人では受け止められなかったけど、イーストウッド監督が言うとおり、究極のラブストーリーだと思う。 もし自分がフランキーなら、どうするだろう? もし自分がフランキーなら、何ができるだろう? 「モ・クシュラ」に込められた意味を聞いて涙したマギーの気持ちを思うと少し救われる気がします。 ヒラリー・スワンクの大出世作は絶対に忘れられない作品という意味でも、間違いなく傑作です 。
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