レビュー
レビュー
    star4.0
    2020.5.22.093 ネタバレあり フランキーのボクシングジムにあるときマギーという女性が現れる。マギーはフランキーにしつこくコーチを頼むが、フランキーはそれに応えず。あるときフランキーが育てたボクサーが彼の元を去りタイトル戦で勝利しチャンピオンとなる。心境が変わったフランキーは、マギーのコーチを引き受けることを決意。二人三脚で次々とKO勝利を重ねる二人。しかしフランキーは、圧倒的な強さを持つマギーに対し「とにかく自分を守れ」としつこいほどにガードの大切さを説く。昔フランキーは戦友を失明させ選手生命を断たせてしまう過去を持っていたため、それがトラウマとなっていた。ある日マギーは“青い熊”と呼ばれる汚い試合をするファイターとの試合が組まれる。そこで悪夢が…。 ここからさらにネタバレです。 四肢麻痺状態となったマギーを毎日見舞い、懸命に支えるフランキーの姿に心打たれる。マギーは生まれつき貧しく、家族はマギーに対し愛情を持っていない。フランキーは離婚歴があり娘に週に一度届くことのない手紙を書き続けて、毎日教会に足を運んでいる。そんな二人の強い絆が見ていて切ない。マギーの最期の願いと、それを叶えるフランキーの決断。とても考えさせられる。二人を見守り続けたモーガン・フリーマンの燻し銀すぎる演技が染みた
    220
    「自分の人生に誇りを持ってますか?」 女性ボクサーと老いぼれトレーナーが手を組み、勝ち進んでいくことで、固い絆を結んでいくサクセスストーリー。作品を観るまではそんなイメージだった。 実際にみたら、とにかく深く、そして人生・生き方について考えさせられる作品で、観終わった後は、少し放心状態だった。 今の生き方に満足している人、物事に本気で挑んだことがない人に是非観て欲しい作品。”誇り”とは何かを学べると思います。
    90
    安藤サクラの「百円の恋」と並ぶ女子ボクシング映画の双璧です。 それにしてもイーストウッド監督の作品は取り扱うジャンルがとにかく幅広い上、一つとして駄作がありません。本作もボクシングにのめり込んでゆく女性と老トレーナーの人間ドラマを掘り下げて描いていて、見事と言うほかはありません。 そして何と言ってもヒラリー・スワンク!その陰影に富んだ演技と本物のボクサーと言ってもおかしくないパンチの切れは何と素晴らしいことでしょう。彼女の生涯最高の仕事だと確信しているのは私だけ?
    70