Mrs. Doubtfire
1993 · アメリカ · ファミリー
125分
1993 · アメリカ · ファミリー
125分
7色の声を使い分ける声優のダニエル(ロビン・ウィリアムズ)は仕事中にボスともめ、クビになる。インテリアデザイナーの妻ミランダ(サリー・フィールド)は、子供と遊ぶしか能のない夫にうんざりしていた。長男クリス(マシュー・ローレンス)の12歳の誕生パーティで子供や動物たちとバカ騒ぎをしたダニエルに、ついにミランダの怒りが爆発し、離婚を宣言する。クリスの姉リディア(リサ・ジャクブ)と5歳の妹ナタリー(マラ・ウィルソン)も落胆するが、それ以上にショックだったのは、子ぼんのうなダニエルだった。裁判の結果、養育権はミランダのものとなり、ダニエルは週に1度しか彼らに会えなくなった。一方、ミランダは昔の恋人スチュ(ピアース・ブロスナン)と交際を始める。ミランダは留守中に子供の世話をしてくれる家政婦を雇う新聞広告を出すが、それを知ったダニエルは、オカマで映画の特殊メイクアップ・マンの兄フランク(ハーヴェイ・ファイアスティン)の協力で、初老のイギリス夫人に変身。ミセス・ダウトと名乗ってミランダを訪れた彼はすっかり気に入られ、家政婦として雇われる。ミランダも子供たちもフランクとは気づかず、何度もバレそうになるのをごまかしながら、彼は子供たちを厳しくしつける。ある日、クリスとリディアはダウトの正体に気づくが、パパの本心を知り3人だけの秘密にする。その頃、ダニエルはTV局の社長ランディ(ロバート・プロスキー)に気に入られ、新番組の打ち合わせにレストラン″ブリッジス″に招待される。ところが同時刻、同じ場所でミランダの誕生祝いがあった。仕方なくレストランに向かった彼は、トイレで忙しく変装しながら、2組のテーブルを往復する。酔ったフランクは、スチュにいたずらを仕掛けてさんざんな目に遭わせるが、逆に正体がバレてしまう。子供たちに対する愛情を知ったミランダは、フランクと和解する。TV番組のホストも好評を博した彼は、子供たちの良きパパだった。