ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
Once Upon a Time in America
1984 · 犯罪/ドラマ · イタリア, アメリカ
251分



デヴィッド・アーロンソン、通称ヌードルス(ロバート・デ・ニーロ)はユダヤ移民の子である。1923年、17歳のヌードルスがマックス(ジェームズ・ウッズ)と出会ったことから、仲間が寄り集まってゆく。パッシィー、コックアイ、年少のドミニク、親が経営するバーを手伝うモー、ヌードルスが憧れているモーの妹デボラ(エリザヴェス・マクガヴァン)、ケーキ1個で誰にでも身体を許してしまうペギー…。折りからの禁酒法施行を利用して稼ぐことを覚え、その金を共同のものとして駅のロッカーに常置しておくことを誓い合った彼らに大きな試練がやってくる。
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へちょび
4.5
多くの人が人生で直面する、出逢いや別れ、愛と友情、裏切りや選択などが丁寧に描かれている素敵な作品でした。また、登場人物達の少年期から老年期までの長い期間を描いており、当時の変わり行くアメリカを追体験できる超大作です。完全版を視聴した為、上映時間は4時間弱ありましたが、飽きずに観ることができました。 そんな素敵な映画ではありますが、題材は禁酒法時代のギャング映画ですので、みんなが楽しく観られる映画ではないですね(笑)ちょっと、そういう描写は多めです。しかし、私はこの映画大好きです!
Balloon Flowers
5.0
久しぶりに良い映画を観たな〜。3時間越えなのに、時間を気にせず一気に観れた。 半世紀にも渡る壮大なマフィアの物語というだけで物凄い興味を引いたが、これは間違いなくマフィア映画の傑作の1つだと思う。ゴッドファーザーやグッドフェローズなんかと十分肩を並べられる完成度。 様々な時代が交差する様な内容なので、最初の方は少しややこしくて置いていかれそうにる。アメリカで公開された時には時系列をまとめたバージョンで公開されたが酷評されたと聞いて、酷評されたが個人的にはそちらの方が良いんじゃないかと思っていた。だが、ラストまで通して観て、アメリカ公開版がなぜ酷評されたのかよくわかった。 敢えて複雑な構成にすることによって、様々な議論や解釈を生むように作られていたのだ。観ている中で整理しなければならない部分もあり、観客を離さない工夫がされていて、観たあとも色々な人と語り合うことができる。 この複雑な構成があってこそ、この作品は高く評価されている。 だが、評価できるのはそれだけではない。若年期と中年期を演じ分けた、ロバートデニーロを始めとした俳優陣の演技は魅力的だ。少年時代を演じた子役たちも、味のある演技で印象に残る。彼らの中で、俳優として成功したのがジェニファーコネリーくらいしかいないのは残念。彼女はこの映画の時から体を張っていて凄かったが。 そしてこの映画を印象的にしている要素として、エログロ描写がある。これはもう変態としか言いようがない。みんなでちんちん出し合ったりとかどうかしてる。 総じて、この独特な雰囲気を放ったマフィア映画は、その辺の映画とは一線を画す大傑作。
はしやすめ
4.5
時間軸や場所の場面転換が上手くて、いくつかメモってしまった。幻聴の黒電話のベルが鳴り、過去で電話を取るまで鳴り続けるシーンとか、若いデ・ニーロが駅の鏡の扉を見る、鏡の扉がアップになる、それから年老いたデ・ニーロを映すことで何十年もの時間の経過を表現するとか、映画の教科書に使われてそう。 あとはワイドショットやアップショットがすごく綺麗だし、音楽も哀愁や郷愁誘う感じで良い…けどすごく3時間49分て!長い(笑) 少年・青年・老年時代と話は行き交い、最後はデ・ニーロのニヤリとした笑みで終わる。あの笑みのアップショットは悲哀・恐怖・憐憫の情が生まれるスーパーショットだったなあ。
がが
3.0
ギャングの人生を現在と過去を上手く混ぜながら振り返っている。主人公がなぜ街を去ることになったのか、裏切り者は誰か、という謎が最初に出てきて物語に引き込まれる展開になっている。長い映画だが、時間は気にならなかった。
松井
4.0
クリームケーキの貧困描写おもろかった
dreamer
4.0
"ニューヨークに夢と希望を抱いて渡った貧しいユダヤ系移民の友情と裏切り、恋と絶望を描く暗いエネルギーに溢れた叙事詩 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」" この映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」は、セルジオ・レオーネ監督が10年余の歳月をかけて放った長編大作で、ニューヨークに渡った貧しいユダヤ移民の子供たちが自衛のために団結し、ギャング団となり、やがて崩壊するまでの、彼らの友情、愛、裏切り、苦悩が1920~1960年代の長きに渡って描かれている、暗いエネルギーに溢れた叙事詩的な作品です。 青年期から少年時代へ、老年期からまた青年期へと、想い出の中に想い出が重なり、現在、過去、大過去とドラマは複雑に行き来します。その中で描かれるのは、青春へのあくなき愛惜。 混乱の移民生活、禁酒法時代、労働争議とドラマの背景も移って行きますが、それは人生の変転を彩る舞台設備なのです。 友情と裏切り、恋と絶望----、作者が何より描きたかったのは、この青春へのノスタルジーだと思います。 主人公のロバート・デ・ニーロが少年時代にトイレの節穴から覗き見ていた少女への憧れ、そして青年期に財をなした彼は、リゾートホテルを借りきって彼女と踊るのです。 あの、F・スコット・フィッツジェラルドの「華麗なるギャツビー」の世界のように。 そして、老年期に再会した彼女は友を裏切った男の手の中にいたのです。"アマポーラ"のメロディがやけに私たちの心を揺さぶります----。 この映画の原題の「Once Upon a Time in America」というのは、アーヴィング・バーリンの「ゴッド・ブレス・アメリカ」の一節で、それに「アマポーラ」からビートルズの「イエスタデイ」までの音楽が、失われた青春と友情への郷愁を込めて流れてきます。 その屈折した友情は、お互いの裏切りを経て、最後の対決に至るというサスペンスで進行していきます。 それに加えて凄まじい暴力描写と、それと対照的な甘いノスタルジーが不思議な魅力を持って並行して描かれていると思います。 監督は、黒澤明の「用心棒」を翻案した西部劇「荒野の用心棒」で、マカロニ・ウエスタンブームを巻き起こし、ウエスタンの本場アメリカを席巻したイタリアのセルジオ・レオーネ。 しかし、このマカロニ・ウエスタンの名手にとって、老年期と青春期と少年時代を重層的に構成し、それを随所で交錯させる手法は、多少、荷が重すぎたようで、あまりにも複雑な展開は、この映画を何か思わせぶりにしすぎた感じがします。 むしろ、ベルナルド・ベルトルッチ監督の「1900年」のように、骨太に時代を追っていった方が良かったような気がします。 ロバート・デ・ニーロ演じるヌードルスとジェームズ・ウッズ演じるマックスという二人の個性が、互いに反撥しながらも、相呼ぶ過程に、男の深い心情が滲み出ていて、最後にヌードルスがマックスに告げて去る失望の言葉----「ずっと昔、友達がいました。親友でした。彼の命を救うため、彼を密告しました。しかし、彼は殺されてしまった。だが、それは彼が仕組んだことでした。大した友情ですよ」----。 この二人が競い合う演技は見ものでしたが、はっきり言って、デ・ニーロがウッズの不敵さに食われているように感じました。そして、二人が愛したデボラを「普通の人々」のエリザベス・マクガヴァンが実にいい演技を示していたと思います。 この映画は、ある意味、スリラー仕立てだけに、ペイリー商務長官の正体がマックスである事が、最後になってヌードルスに分かるというのが、何とも不自然であったと思います。 汚職事件で騒がれている有名な長官の事をヌードルスは新聞で読んで知っているというのに、それがマックスと気づかないでいたというのは、どう考えてもおかしいと思います。 それにラストで、ペイリー邸の裏門に待機していたトラックは何を意味していたのだろうか? このゴミ運搬車が遠ざかって、その後ろから若い日の友人たちが旧式の車に乗って現われて来る、幻想的なシーンは余分な青春グラフィティ的なものになっていたと思います。 1920年から1933年までの禁酒法の時代に、イタリア系の他に、ユダヤ系のギャング組織が生まれていた事を、この映画で初めて知る事が出来たのは収穫でした。 それに、ユダヤ系移民が、ゲットーのように根を張ったニューヨークのマンハッタン・ロゥァー・イースト・サイドが、ウィリアムバーグ橋を背景に、当時の雑然とした雰囲気がそのまま見事に再現されているのは素晴らしかったと思います。 それに、"もぐりの酒場"の事を、「スピーキージー」と言う事も、この映画で知りました。 この映画は、「ゴッドファーザー」のユダヤ版とも言えますが、「ゴッドファーザー」のような高い香気はありませんが、この映画はこの映画なりに、その奔放な構成と冷たく濡れたノスタルジーが無性にいとおしくなる作品なのです。 夢を抱いて未来を求め、結局、絶望と孤独が残ってしまう----。この映画のラスト、阿片窟での主人公ヌードルスの高笑いに、私はそんな作者の声を聞いたように思います。
Shu
4.5
一回観ただけじゃなんもわからない 観るなら一番長いバージョンがおすすめ。劇場バージョンはいろいろカットされててその膨大なストーリーを理解できなかった人が多かったみたいで上映時は評価が低かった。 このシーンなんなのかねって思うところが意外と何か隠喩がある。
nao
4.0
映画館で見た帰りに丸善の洋書コーナーでペーパーバック買った思い出 その時のペーパーバック、今息子が読んでます キャストも音楽もとても良かった
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