緊張感とせつなさのあるミステリー。 最終回を見終えて、また1話から見直したくなる。 それぞれの最愛を思っての行動が一つずつ泣けます。 一番好きなとこは、オトンの告白ムービーを見るシーン。リオは優を思い、優は父を思い、大ちゃんはリオを思い桑子に頭下げて。 父の愛すごいなと思い、最終話まで見るが、 加瀬さんの愛が半端無いじゃないですか！！！ リオ父にとんでもない十字架背負わされた上での全ての行動だったとは。。それなのに最良の年月だったなんて手紙残して。どうか生きていてほしいです。 父のお葬式が最初の出会いと思ってたのでもう1人渡辺息子を埋めた人はいるとは思ってたけどまさかでした。 優を演じた高橋君はいい表情してて。 直前のドラマ「うきわ」に出てたときとは全然印象が違くてキャラが確立されててちゃんと幼い頃の優の面影を残してるのが素晴らしかった。 吉高由里子の優が出て行ってしまった時の泣きじゃくる演技も涙を誘いました。 蛇にピアスの2人だけどまさかこんな素敵な作品で共演できるとはね。吉高由里子にこんな演技力があるとは知らなかったです。 間違いなく今年一番面白かったドラマ。 10年に一度くらいしかこんなドラマ出来ないんじゃない？Nのためにの制作スタッフが多いみたいだし、流石でした。

二つの殺人事件に関係している女社長と彼女を追う昔馴染みの刑事の１５年間を描く犯罪ドラマです。 ☆第１回 受験を控えた女子高生が殺人事件に巻き込まれ、父親が証拠を隠滅するのですが、その直後に父親が病死し、会社社長の母親に引き取られるまでを描いています。「白夜行」や「砂の器」に似た設定であり、ある程度先は読めますが、きっちりした脚本とTBSならではの堅実な演出により、初回から見応えある作品に仕上がっています。 何と言っても吉高由里子が素晴らしいですね。ヒロインの揺らぐ心情を繊細かつ大胆に演じており、流石です。井浦新や薬師丸ひろ子など実力あるキャストも満載できっと完成度が高い作品になるでしょう。 ☆最終回 「最愛」というタイトルに相応しいドラマになりました。明らかとなった真相に泣きました。 吉高由里子以下、全キャストが好演しています。その中で一番印象に残ったのは、井浦新です。微妙な心理の変化を繊細に表現しており、この所の彼の仕事の中でもトップクラスです。