浅田次郎 プリズンホテル

浅田次郎 プリズンホテル
2017
評価分布グラフ
平均3.1(18人)
評価する
3.1
平均評価
(18人)
日本最大手のクラスタホテルグループで働くこと25年、念願の『支配人』の肩書を手に入れた花沢(田中直樹)は、意気揚々と赴任先の“奥岬あじさいホテル”へとやって来た。だがそんな花沢を「おつとめご苦労さんです!」のかけ声と共に迎え入れたのは、どうみても極道のオーナーに強面の番頭と外国人の仲居たち・・・。そう、このホテルのオーナー、木戸仲蔵(柄本明)は極道の大物!ここはオーナーも任侠、従業員も任侠、客人も任侠の“任侠団体御用達ホテル”だったのだ。ワケアリたちの溜まり場、まるで監獄のようなこのホテルを人は“プリズンホテル”と呼ぶという。「私は左遷されたのか・・・?」想像を絶する事態にショックを受ける花沢。だがそんな花沢をよそに“プリズンホテル”にも客はやって来る。人気極道小説作家の木戸孝之介は、内縁の妻の清子とその連れ子・美加を伴ってホテルを訪れていた。だが、その気弱で偏屈な性格から清子と美加に乱暴な態度を取る孝之介。見かねた花沢は清子と娘の為にひと肌脱ぐ決意をする。一方、同じく宿泊客で懲役を終えたばかりの極道者・政男と偶然に知り合った孝之介は、ある衝撃的な事実を知って破滅的な計画を思いつく。さらにホテルには仲蔵を狙うヒットマンまで現れて・・・。

レビュー

3
  • 出典
  • サービス利用規約
  • プライバシーポリシー
  • 会社案内
  • © 2024 by WATCHA, Inc. All rights reserved.