今際の国のアリス

Netflixオリジナルシリーズ。 漫画を原作にした突如無人の異世界東京に送り込まれた人々によるデスゲームを描くサバイバル謎解きアクション。グロも少々。 《感想》 渋谷のスクランブル交差点を栃木県足利市に総工費3億円で再現しており、日本のドラマとは思えないスケールの大きさがすごい。さすがNetflix。金の掛け方がちがう。 突如理不尽な空間に迷い込み、ゲームをやり続けなければいけないという設定も面白く、毎話ごとに出てくるゲームの仕掛けを解き明かす謎解き要素とハラハラドキドキする展開もヤミツキになる。特にかくれんぼの回は色々と見ている側も考えさせられ、1番見応えのあるエピソード。 敵味方関係なく主要キャラクターたちがこの世界になる前どのような生活を送っていたのか、それぞれどういうバックグラウンドがあるのかしっかりと掘り下げられているので、よりキャラクターの内面を理解出来たのも良かった。 全8話でテンポも良く、後半以外は基本1話につき1つのゲームが出てくるペースなので見やすい。続編もすでに決定しているのでシーズン2が楽しみ。 《備考》 1話 ♧3 生きるか死ぬか 2話 ♤5 おにごっこ 3話 ♡7 かくれんぼ 4話 ♧4 ディスタンス 5話 ♢4 でんきゅう 6~8話 ♡10 まじょがり ♧=チーム戦 ♢=頭脳戦 ♤=フィジカル戦 ♡=心理戦 ※数字が大きくなれば難易度も上がる。

流石Netflixでしっかり毎回映画並みにお金掛かってる。デスゲームだけじゃなくビーチ内派閥争いも。アニメも見てみたいな。鑑識女があの環境で線条痕調べた術が気になる。

新鮮味は無いがジャンル物としてきっちり面白かった！ガンツ＋ライアーゲームみたいな感じ。 デスゲームの展開はシンプルながら、ちゃんと緊張感や驚きがある。複雑にせずに見せ切っているのが良い。また単にゲームをこなすだけでは無く、数話に一回大きな話の展開があり飽きさせない。 こんな状況でこんな反応するか？という細かい違和感をチラホラ感じるのと、終盤、回想が多くてテンポが悪いのが玉にキズ。 良い所で終わっているので続きが見たい。