2003年、ミシガン州。地元の地方紙の記者ボブ・ウィルトン(ユアン・マクレガー)は愛する妻との生活に満足し、元米軍所属で自称超能力者のイカレ男を取材するような馬鹿げた仕事もこなしていた。しかし、その妻が編集長と浮気をして去っていく。傷心のボブは、戦争が始まったばかりのイラクでの取材を志願する。5月、ボブはイラクへの入国待ちで、クウェートのホテルに滞在する。レストランで知り合ったセールスマン風情の米国人の名前“リン・キャシディ”を聞き、それがあの自称超能力者が軍で2番目に有能な超能力者と語っていた男だと気づく。リン(ジョージ・クルーニー)はボブに縁を感じ、米軍の超能力部隊・新地球軍の設立メンバーだったことを打ち明け、ボブの同行取材を許可する。