不幸を招くと言い伝えのあるベルディのオペラ『マクベス』を前衛派演出家マーク(イアン・チャールソン)がスカラ座にかけることにするが、稽古中にプリマドンナが事故死、新人ベティ(クリスティーナ・マルシリャチ)が大抜擢されて成功を収める。だが、彼女にはあやしい影がつきまとっていた。影はベティの自宅にも忍び寄る。縛り上げられ、まぶたを閉じられないように目の下に針をはりつけられた彼女の前で恋人が惨殺されたのだ。さらに衣装係、エージェントが殺される。恐怖の中でベティは、この一連の事件をどこかで体験したような既視感にとらわれる。その謎が解けたとき、殺人鬼の正体が明らかになる。
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