フレッド(マーロン・ブランド)とローレンス(デイヴィッド・ニーヴン)は奇妙に女にもてるという共通点を持っていた。2人ともソノ道だけが生甲斐というサムライ。女の数も大変なものであった。やがて、2人のいかさま色事師の歩む軌道が、交叉するときがきた。ローレンスは警部のアンドレ氏(アラン・ステファン)を抱きこんでフレッド放逐の計画をたてた。フレッドとて負けてはいない。ローレンスが退位した元皇族に化けていると知って、インチキな手段で軍隊から除隊許可を得ると、ローレンスの弟の知的障害者の王子に化けて、邪魔を始めた。