1929年、アメリカ・ノースカロライナ。グレート・スモーキー山脈の山々に囲まれた地で、ジョージ・ペンバートン(ブラッドリー・クーパー)は多くの従業員が働く製材所を営んでいた。ある日、火事で家族を失ったセリーナ(ジェニファー・ローレンス)に一目惚れした彼は、すぐさまプロポーズ。二人は誰も入り込めないほど濃密に愛し合っていく。揺るぎない絆で結ばれたかに思われたが、隠されたジョージの過去や自らの運命に直面したセリーナは、その強い愛情はすべてを破壊する狂気に姿を変えていく。