エアポート’75
Airport 1975
1974 · パニック · アメリカ
107分 · G
コロムビア航空の409便が、定刻通りにワシントンのダレス国際空港を飛び立ち、ロサンゼルスに向かった。飛行機にはさまざまな人たちが乗り合わせている。有名な映画スター、グロリア・スワンソン(本人)とその秘書ウィニー・グリフィス(O・サマーランド)、ロスへ難しい腎臓の手術を受けにゆくジャニス・アボット(リンダ・ブレア)とその母、アル中気味の中年婦人デバニー(マーナ・ローイ)、コロムビア航空副社長婦人のパトローニ(スーザン・クラーク)と息子のジョゼフ、カトリックの尼僧、ルース尼(ヘレン・レディ)とベアトレス尼、かつては有名な喜劇俳優だったバーニー。ジャンボ機の2階にある操縦席では乗務員がそれぞれテキパキと仕事をしていた。ステイシー機長(エフレム・ジンバリスト・ジュニア)、彼を補佐するジョン・ユライアス副操縦士、航空機関士のジュリオ・ロドリゲス、そして多勢のスチュワーデスを指揮するベテランのチーフ・スチュワーデス、ナンシー・プライア(カレン・ブラック)。快適な飛行が期待されていたが予定のコースに濃霧が発生。