イラク戦争で負傷し、帰国した米軍兵士ウィル軍曹(ベン・フォスター)は、新たな任務を受ける。それは、上官のトニー大尉(ウディ・ハレルソン)とともに、戦死した兵士の遺族に第一報の訃報を伝えるメッセンジャーへの就任だった。だがその任務は、非常に残酷なものだった。訃報を受けた遺族は、怒りと悲しみを露わにし、非難の矛先を国や戦争に対してではなく、メッセンジャーに向けてくる。自分の親族は戦死したのにもかかわらず、このメッセンジャーは無事に生還している……。