デキシー・ダンスキングス

W.W. and the Dixie Dancekings
1975 · コメディ · アメリカ
91分 · G
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1950年代なかばの南部。SOS石油の給油所に金ぴかのオールズモビルを乗りつけたW・W(バート・レイノルズ)は、給油係を脅して売上金をまきあげ、その一部を係に与えて「警察には強盗に全部やられたと言え」と捨て台詞を残して去ってゆく。係も心得ていて、でたらめな犯人の人相、車種を警察に告げるので捜査はなかなか進まない。ある晩、パトカーに追われてW・Wは体育館に逃げ込む。そこでは「デキシーとダンスキングス」の演奏でダンス・コンテストがおこなわれていた。とっさに司会者になりすましたW・Wは、デキシー(コニー・ヴァン・ダイク)にアリバイ工作をしてもらう。彼は「自分は音楽プロモーターだ」とでまかせを言って、彼らをナッシュヴィルに連れて行き、売り込みにかかるが失敗。懐がさびしくなった彼らは、W・Wの強盗をしようという案をはじめ拒否したが、一致協力してやることを決意して実行にうつす。彼らが襲うのはSOS石油にかぎられており、頭にきた社長は元警官のゴア助祭(アート・カーニー)に調査を依頼する。この助祭、安息日に働くことは信仰にもとるという理由で警察をやめたという一風変った人物。ゴアの執拗な追跡に彼らはアラバマの田舎にかくれ、大事なオールズモビルもポンコツにして姿をくらます。W・Wは再び彼らをナッシュヴィルに連れて行き、人気歌手カントリ・ブル(ネッド・ビーティ)にC&Wの殿堂オープリー・ランドで「デキシーとダンスキングス」に歌わせるように頼みこんで成功する。しかし、彼は後を追ってきたゴアに逮捕されてしまう。2人を乗せた自動車が警察署の前についた時、真夜中の時報が告げられるとゴアは「安息日になった。安息日は休業だ」と言ってW・Wを逃がすのだった。

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