87年、冬のワルシャワ。貧しい身なりの青年ヤチェック(ミロスワフ・バカ)は、目的もなく町をさまよい、行き過ぎた悪戯を繰り返していた。その頃、弁護士になるための最後の面接試験に合格した若い司法修習生のピョートル(クシシュトフ・グロビシュ)は、その知らせを妻に伝えるために、旧市街近くの喫茶店に向かっていた。その喫茶店でヤチェックは、バックの中から一本の紐を取り出し、その長さを確かめると店を出て、タクシーを拾い、町外れの川堤まで車を走らせる。
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